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2008年12月 4日 (木)

大阪の精神科病院で違法拘束か、男性死亡…記録も改ざん?

 大阪府貝塚市の精神科病院「貝塚中央病院」で今年1月、入院患者の男性(当時48歳)が身体拘束中の事故で重体となり、救急搬送先で死亡していたことがわかった。


 府警貝塚署は業務上過失致死の疑いで捜査している。精神保健福祉法では、身体拘束には精神保健指定医(指定医)の直接診察に基づく指示が必要だが、事故時に夜勤だった看護師は「昼間から指示なしで拘束されていた。理事長の命令で記録を改ざんした」と話している。

 複数の病院関係者も「違法な拘束などの人権侵害が日常的に行われてきた」と読売新聞の取材に証言。病院側は「捜査で事実がはっきりしてから答える」とし、取材に応じていない。

 関係機関の記録によると、男性は1月17日、自宅前で倒れ、堺市内の病院に運ばれた後、アルコール依存の症状があり、同日夜に貝塚中央病院に転院した。

 重体で発見されたのは21日未明。腹部だけを拘束帯でベッドに固定されており、締め方が緩かったため、ベッドの左横に体がずり落ち、体重で腹部が強く圧迫されていた。

 別の病院に運ばれて手術を受けたが、3月に死亡。司法解剖では腹部圧迫による腸管壊死(えし)だった。
 病院側は保健所への報告で、当直医が指定医の資格を持つ田村善貞理事長(60)(当時、院長兼務)に電話で指示を仰ぎ、同日午前0時半ごろ、夜勤の男性看護師(52)が拘束したと説明。体を動かすのでベッドから落ちないようにするのが目的だったとしている。電話による拘束指示でも違法になる。

 この男性看護師も当初はほぼ同様の説明をしていたが、退職後、貝塚署の調べに「事故後、理事長の指示で看護記録を作り替えた」と説明、保健所への報告内容は事実と異なるという。

(2008年12月3日15時00分  読売新聞)

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コメント

大和川病院事件の「解決」で、悪質病院の問題は解決されたという仮象が作られてしまいました。運動体の側もその仮象づくりに荷担してしまったところがあります。しかし、大和川病院がつぶれたのは保険請求の違法性という理由であり、患者ごろしではありませんでした。はじめから運動体が闘ったから悪質病院がつぶれたというのはでっちあげだったのです。そのでっち上げの上に悪質病院がなくなった、そのような問題を解決するシステムができた、というでっち上げが重ねられたのです。悪質病院はそのでっち上げの陰に隠れて存続し続けていた。何もかもが仮象でしかなかったのです。悪質病院解体の本当の闘いはこれからこそつくっていかねばなりません。

投稿: ゲン | 2008年12月 4日 (木) 19時49分

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