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2009年7月 5日 (日)

やしきたかじんの番組

「たかじんのそこまでいって委員会」という番組で怒りネットが取り上げられました。番組は1時間半のものです。冒頭から憲法9条を亡き者とすることがいろいろ論じられているという驚くべき番組でした。僕自身は以前保安処分が取り上げられたときに一回見ただけだったのですが、保守の論壇という感じの設定の番組でした。そのなかで脳死臓器移植問題が二番目のテーマとして約30分にわたって議論されました。その冒頭の問題提起の中で移植推進派とバランスをとるように「臓器を取るのはいいことだということになれば、どんどん脳死判定基準を緩和したり、植物状態の人を死としたりすることが広がっていく。」という発言(古賀さんのものだそうです。番組内では固有名詞は出てきませんでした)が「障害者団体」の発言として紹介され怒りネット全国のホームページのアップが写されました。各コメンテーターの意見は一様ではなく、桂ざこば氏が反対(臓器移植に反対)、宮崎氏(てつやだったか下の名前は不確か)がD案支持、その他のメンバーはA案支持というものです。D案提出者の民主党議員も出てきて、A案対D案という対立構造で議論が進みました。脳死ということ自体が国民的合意もない中、保守論壇も分裂しているということが端無くも現われたものです。A案とD案の違いは脳死を人の死とするか、臓器移植の場合に限って死とするかという違いです。議論にはかみこみませんでしたがざこば氏の立場は保守の中でも移植には反対というものが根強くあるということを示しています。A案支持者は法案にも詳しくなく、「やってみてだめだったら法律を変えればいい」ということが結論とされるという代物でした。脳死臓器移植反対派の意見を広めていく余地はまだまだ広いということを示した番組と感じました。

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