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2009年9月 2日 (水)

保安病棟の自殺者数2

法務省の担当課の押切さんに電話して、法務省として把握している自殺者数を聞きました。厚労省担当者が通院の自殺者数は法務省が把握しているといっていたためです。結論的には通院では9人把握しているとのことでした。統計表では2008年までに死亡している人の数は、入院・通院合わせて14人です。2009年についてはまだ統計が発表されていません。この14人には病死が含まれています。僕の方では病死として一人の方を確認しています。もう一方病死の方がいるという意味と思います。

法務省の回答は、把握している数ということであり、あいまいな余地を残しています。これで確認されるのは入院3人、通院9人の計12人ということです。

法務省の対応がころっと変わっていました。政権交代の効果のようです。以前は統計が発表されるのを待てということであり、自殺者数として尋ねても答えてもらえませんでした。この変化がうまくいけば、自殺者についての報告書類の公開も可能かもしれません。厚労省は遺族の希望をたてに公開しませんが、死者については個人情報保護法の対象外ですし、遺族の希望と死んだ後も保護者責任をとらせる不当なものです。推進派のやっているモニタリング調査に本人同意をとっているとは思えずダブルスタンダードということもあります。

いくらこちらが正論であっても、従来の厚労省・法務省は権力を行使して不当なことを罷り通らせてきました。しかし、政権交代によって流れが変わっているようです。こちらが不当な要求をしても通らないのは当然ですが、正当な要求については通らせることが出来るかもしれません。それが政権交代効果のようです。

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