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2009年10月19日 (月)

三里塚と弱者抹殺との闘い

0910111 10月11日、成田(三里塚)の空港反対闘争に行ってきました。成田では、1971年の農地強奪の大木よねさんの闘いと同じことが起きようとしています。0910112 1971年は、土地収用法にもとづく強制代執行との闘いでした。大木よねさんをしがみつく脱穀機から引き剥がし、暴行を加える様子は全国に知らされて、全国から三里塚に駆けつけて、闘う労働者・学生が多数出ました。三里塚の実力闘争が当時の安保沖縄闘争と結びつき、数万人の人たちが三里塚=安保・沖縄闘争の立ち上がる契機となったのは、歴史的事実です。

それと同じ攻撃が今度は農地法や裁判所の仮執行として襲い掛かろうとしています。集会で、基調報告をした空港敷地内農民の萩原進さんは、0910113 今行なっている裁判闘争は前哨戦に過ぎず、闘いの本番はこれからであること、闘いは農地強奪との実力の闘いであることを鮮明に述べられました。

また敷地内の市東さんは、第3誘導路による囲い込みに屈せずに、軍事空港と闘うという決意を述べられました。第3誘導路というのは、暫定滑走路に通じる航空機の通るための道のことですが、いままで第一、第二と一つの滑走路に対して二つも誘導路が作られているという異常なことのうえに、第3誘導路によって、市東さんの自宅を誘導路によって囲い込み、孤立させるという攻撃です。

市東さんが述べられたように、暫定滑走路は民間空港としては不要なものであり、空港の軍事利用のために必要なものとして造られています。三里塚は43年間、軍事空港に反対して闘ってきましたが、その闘いの正当性が示されているのが今の空港の軍事利用、軍事空港としてのあり方です。

またいま、農業破壊の攻撃は、「農地は耕す者の物だ」という農地法を改悪して、農地強奪を正当化しています。民主・社・国政権もその政策を転換するものではありません。羽田のハブ空港化が打ち出されていますが、成空港の完成という大命題をあきらめたわけではありません。裁判は空港完成のための攻撃として続けられています。農業より空港建設という資本主義が延命するための方策のほうが優先するという攻撃との闘いです。また、軍事利用のためにしか必要ない空港建設と闘い、米軍再編、有事立法の実体との闘いです。戦争に反対する人は三里塚闘争と結びつき、資本主義が延命するためには労働者を犠牲にしてかまわないといういまの体制と闘う人々は三里塚に結集していきましょう。

私たちは、いつでも現地に駆けつけて実力闘争を闘う態勢をもって、農地強奪攻撃との闘いを強めて行きたいと思います。三里塚(成田)の闘いを一人でも多くの人たちに知らせ、私たちと共に闘うことを呼びかけて行きたいと思います。障害者自立支援法との闘いは、国の無法による障害者抹殺との闘いです。その本質は三里塚農民にかけられている国の無法と同じものです。自立支援法による障害者の疎外・抑圧、抹殺という攻撃は資本主義が生き延びるためには、福祉を犠牲にしてかまわないというものでした。

また、「心神喪失等医療観察法」という保安処分の攻撃は、わずかな犯罪を防ぐためには、「精神障害者」を13人も自殺に追い込み、これからも自殺攻撃を続けてかまわないという「精神障害者」抹殺の攻撃です。その攻撃はまた、三里塚の攻撃と同じものです。資本主義が延命するためには、殺してもかまわない人がいる、延命するためには弱者を殺していくのだという、保安処分の攻撃は、三里塚の攻撃を許しておいては阻止することが出来ません。

私たちはいまひとつ大きな視点をもって、障害者自立支援法、「心神喪失等医療観察法」との闘いを普遍化していくことが必要なのでないでしょうか。

写真は上から空港敷地内の萩原さん、滑走路直下の廃村化攻撃と闘う鈴木さん、空港敷地内でいま農地取り上げ攻撃を受けている市東さんです。

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コメント

その通りだと思う。
がんばれ!

投稿: 田中洌 | 2009年10月19日 (月) 13時24分

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