« 障害者の定義を「社会モデル」へ―制度改革推進会議 2月2日 | トップページ | 三里塚裁判傍聴記  »

2010年2月26日 (金)

三里塚闘争千葉地裁判決

2月25日、千葉地裁で成田空港会社(NAA)が三里塚芝山連合空港反対同盟を相手に起こした、誘導路(航空機の地上通路)をへの字に曲げている空港敷地内の天神峰現闘本部の撤去を求める裁判で判決があった。反対同盟に「一切を明け渡せ」というもの。NAAが求めていた仮執行宣言はつかなかった。仮執行とは判決の確定を待たずに撤去する強権発動。1002251 1002252

判決では反対同盟が地権者と契約したという覚書などがないことなどが理由とされた。

しかし、もとからある木造の建物は、反対同盟の所有として登記されたものだ。NAAはその後に行なわれた外側を覆う工事で木造の建物は消滅したと主張した。反対同盟は外壁工事は木造建物を保護する目的で行なわれたのであり、木造建物は現存すると主張している。

普通の裁判ならここで現場検証が行なわれ、どちらの主張が正しいかを確定するところだ。ところが仲戸川隆人裁判長は反対同盟の要求する現場検証を拒否した。そのため、裁判官忌避が最高裁まで争われる事態になった。仲戸川裁判長の片寄った訴訟指揮は他にも、NAA側の証人に対する反対尋問を認めなかったり、NAAが結審間近になって、8、9坪も対象物を拡大したのに反論する機会を与えなかったりと、常軌を逸している。

航空政策と軍事目的なら、農民の生活を破壊してもよいとする成田空港問題の間違いを裁判という形式でも貫く国策裁判だ。反対同盟はただちに控訴した。

1002253

この日反対同盟と支援は、平日昼間にも拘らず385人結集した。

|

« 障害者の定義を「社会モデル」へ―制度改革推進会議 2月2日 | トップページ | 三里塚裁判傍聴記  »

-闘いは進む-」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/517951/47667001

この記事へのトラックバック一覧です: 三里塚闘争千葉地裁判決:

« 障害者の定義を「社会モデル」へ―制度改革推進会議 2月2日 | トップページ | 三里塚裁判傍聴記  »