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2010年11月27日 (土)

「私たちぬきに私たちのことを決めるな」

10.29全国大フォーラム 国会前連続行動報告 2010.11.26

 小雨の降る11月26日の朝、参議院予算委員会の傍聴には、全国大フォーラム実行委員会のメンバーが20名程入りました。
 私たちが入った頃、北沢防衛大臣に対して自衛隊関連通達についての質疑が行われており、質問に対する返答が不十分だったことから、何度か質問側の議員が委員長に詰め寄る場面や野次が飛ぶなど、かなり会場が混乱しました。

 そのまま次の質疑へと移り、社民党福島議員から障害者自立支援法改正法案についての質疑がありました。全国から障害者1万人が集まり“私たち抜きに私たちのことを決めるな”と声が上がっている。これまで廃止せよといっている法案をなぜ上程しているのか?との質問に細川大臣は「議員立法として国会で議論している状況であり、今は参議院での議論を見守っている状態である。」との返答。

総合福祉法を作るといっているのになぜ改正法案なのか。4つの当面の課題を政省令で実現していく。予算化していくことで出来ると思うが総理はどう思っているのか?との質問に菅総理は「廃止後の法律について、現在は議員立法で問題をなくしていくなど段階的に進めていると認識している。」との返答。

 福島議員は、多くの障害当事者がこの改正案に反対しており、この法案が自立支援法の延命策になるのではないかと危惧している。総合福祉法を作るために全力を挙げるべきであり、政省令で問題を解決すべきであると強く要請をする。との意見を述べられました。

 これまで改正案について委員会や本会議で議論されてきましたが、ものの数分でなぜ片付けられてしまうのか。そして総理大臣も厚労大臣も興味がないと捉えずにはいられない態度に憤りを感じました。


 午後からは前日よりは少ない参加者でしたが、参議院会館の講堂で集会を行い、全国から集まった仲間と意思を確認しあいました。その後、参議院議員241名全員に対してロビー活動を行いました。
 委員会中であることから秘書対応がほとんどでしたが、中には門前払いや一方的な理解で終わった対応もありましたが、それ以上に民主党の元気の無さが印象に残りました。大臣の問責決議などで国会が荒れる中、野党の圧力に対抗できない状況になってしまったのではないでしょうか。

 また、改正法案に賛成の団体もロビー活動を行っており、個々の議員がどこまでお互いの主張を理解し、整理、判断できているのか怪しいところだと思います。

 来週、国会は会期末を迎えますが、改正法案は委員会にあげられる予定です。
当たり前に通させてしまうのではなく、一人でも多くの議員に対して、理解してもらえるまで何度でも訴え続けることが大切です。今年6月の廃案劇のように何が起こるかわかりません。時間もお金もかかりますが、諦めずに最後まで廃止を求め続けましょう。

【報告者】
DPI(障害者インターナショナル)日本会議
事務局:伊藤 秀樹

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