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2010年12月 6日 (月)

皆さん、3週間の闘いご苦労様でした

12月3日の状況

 残念ながら、12月3日に、「障害者自立支援法」改定案が国会を通過しました。
 この日も、300人の仲間が集まり、抗議を行いました。

●厚生労働委員会審議について

 後で、この日の議事録を確認したいと思いますが、共産党の田村議員や社民党の福島みずほさんの追及の中で、推進者が面白い答えをしてしまっています。
 福島さんは、「制度改革推進会議」を無視していることについて、かなり追求しています。元担当大臣であったという執念も感じさせる追及でした。
 これに対する民主党の中根衆院議員などの答えは、民主党としてヒアリングを行った、という答えにならない答えでした。しかも、賛成と反対の団体の数や割合も出せない答えなもので、ますます根拠が薄弱なものとなってしまいました。
 また、福島さんが「政令や省令について、制度改革推進会議や総合福祉部会に相談するつもりはあるか」と問いただしたところ、中根議員は「相談する」と答えてしまいました。法案について相談しなかった人々が、政令や省令についてほっておけば相談するとは思えませんが、「制度改革推進会議」が要請すれば、政令や省令を作る前に内容を明らかにするようにさせることができると思います。

●本会議採決について

 ご存知のように、質疑もなく一瞬で採決されるのですが、ホームページを見ると、各政党の中に保留者がいることが判ります。以下は、保留した議員です。欠席していた可能性もあるのですが。

 民主党: 金子 恵美、 鈴木 寛、 友近 聡朗

自民党: 佐藤 ゆかり

公明党: 石川 博崇、 長沢 広明

各派に属しない議員: 西岡 武夫

特に、民主党の金子議員は、明らかに反対の意味で保留していますが、党議拘束がかかる中で、保留するということは、かなり勇気のいることだと思います。今回の議員まわりでそのことを感じました。

 反対したのは、社民党、共産党、そして、糸数 慶子さんです。

 今後の国会行動を考えると、反対してくれた議員はもちろんですが、保留してくれた議員にも注目する必要があると思います。

 今回の闘いで、「障害者」運動の強力さを突きつけることができたと思います。
 これからは、戦いの連続にならざるを得ない中で、このことは非常に重要なことだと思います。
 「制度改革推進会議」や総合福祉部会が出したものを、法案化する過程で政府側は値切ろうとするでしょうし、国会への法案提出となっても、これを成立させまいとする勢力が必ずあるはずです。

 それどころか、今度のように、民主党と自民党がいっしょになって推進する可能性があるものとして、「地域主権」関連法があります。何しろ、自民党時代の「地方分権推進委員会」と「地域主権戦略」の考え方は、同じなのですから。
 しかし、今度の闘いで、こうした福祉きりすてが簡単にいかないことを、突きつけることができたと思います。
 さらに言えば、「障害者」運動の本来のあり方を再確立することになると思います。政府や議員が「障害者」の立場を判ってくれ、何かをしてくれるのではなく、「障害者」自身の闘いで、政府や社会に自分たちの生きんがための要求を突きつけていく、という本来のあり方です。

 3週間にわたる闘いを、本当に皆様お疲れ様でした。次は、これ以上の闘いができるように、準備して行きましょう。




                    KN

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