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2010年12月 1日 (水)

11月30日の様子

 30日の行動の最後に、太田さんから、11月1日はもちろん、2日、3日も闘争を継続する、との方針が出され、これを貫徹することを一同確認しました。
 怒りネットも、共に闘いましょう。
 この3日間、すべて午後1時に参議院会館前集合です。すぐに参院会館の中に入る場合もあると思いますが、その場合案内の人が立っていますので、お聞きください。

 なぜ、このように最後まで闘うのか、ということについて、少し書かせていただきます。 12月1日にまず気をつけないといけないのは、参院厚生労働委員会の理事懇談会が開かれるかどうか、そして、開かれたとしたら、厚労委で何をやろうとしているのかを把握することです。もし、この理事懇談会で、2日に厚労委を開き審議するとしたら、「自立支援法」を可決してしまう可能性が出てきます。そして、3日の本会議で成立させるコースです。
 仮に「自立支援法」を衆院と同様に、委員長提案とするとしたら、10数分もあれば十分です。
 参議院ではこれまで、全と右派が一致している場合を除き、委員長提案という形で法案を通したことはないそうです。衆院ではこれまでも行われてきたそうですが。しかし、参院でも委員長提案というのは、けっして法律的にできないことではないそうです。

  たとえ、2日に厚労委が開かれなかったとしても、それだけではまだ油断できません。会期末の請願処理のために、3日に委員会を開くのが通例です。このときの厚労委で、委員長提案の「自立支援法」改定案を通すこともないとは言えません。そして、本会議可決です。

 以上述べてきたように、3日まで、全く力を抜くことができません。しかし、確実に「自立支援法」改定案推進派を追い詰めているのは事実です。
 最後まで、力を振り絞って闘いましょう。

●育成会など改定法案推進派について

 「知的障害者」の立場から考えても、総合福祉部会の当面の課題のほうが「自立支援法」改定案よりも、改善の点ではより良いものとなっています。
 「十度訪問介護」を「知的障害者」や「精神障害者」にも拡大することが上げられています。これは、身体介助、家事介助、移動介助という分断された介助ではないやり方を、「知的障害者」や「精神障害者」にも拡大しようとするものであり、長時間介助を推し進めることになるでしょう。
 また、ガイドヘルプについて、「視覚障害者」だけでなく、ほかの「障害者」についても、個別給付としていくことが、当面の課題では記されています。
 これらの当面の課題の内容については、育成会や「知的障害者福祉協会」の関係者も参加している場で決められたものです。なぜこれを、ほかの「障害者」関係団体と共に、推進しないのでしょうか?

 結局、育成会などが行っていることは、奪権闘争なのです。
 「制度改革推進会議」やその「総合福祉部会」の動きをみると、やはり10月日比谷勢力=大フォーラム勢力が中心を担っています。
 育成会などは、「自立支援法」成立以前は、自民党や厚生労働省官僚と結びつき、「障害者」関連の中で中心にい続けました。ところが、「自立支援法」に賛成し、自らの会員さえ心中に追い込み、信頼を失墜してきました。
 その中で、「障害者」の生活を守り、「自立支援法」の利用料を引き下げた力は、大フォーラム勢力の運動です。そして、政権交代もあって、「制度改革推進会議」もできることになったわけです。
 こうした状況を巻き返して行こうとして、民主党議員をほとんど抱きこんできた官僚層と結びつきながら、「自立支援法」推進を行っているということだと思います。
 そこには、真剣に「障害者」の状況を改善していこうとする動機とは別のものが働くので、再び、「障害者」の状況を危険な方向に持っていってしまうのです。

 そうだとすれば、推進派がいかに必死の気持ちで、最後の巻き返しにかけてきているかが、わかろうというものです。
 この前の通常国会の直後、自民党の参院議員の衛藤せい一氏は、「自立支援法」改定案が廃案になったのは、一部団体によって先導された運動のためではなく、あくまでも国会の混乱のためだった、といろいろな所に送った文章に記しているそうです。
 この論理でいくと、今度も国会の混乱のために廃案になった、と言わなければならなくなります。しかし、今度の場合、その混乱を国会にもたらしたのは、自民党でもあるわけです。今度廃案にでもなれば、そのことについて釈明を求められかねません。
 自民党の厚労委の理事は、何とか厚労委を開きたがっているとの情報が入ります。それはこうした事情があるためと推察します。
 他方、自民党の国会対策委員会関係の議員は、民主党を追い詰め菅内閣を倒すことが目的でしょうから、委員会審議に応じるな、との支持を出しているのです。

 育成会などにしてみれば、今度廃案になったら、3度目はかなり難しいと感じていることでしょう。そこで、都道府県の支部に、民主党の国会対策委員長など国会対策3名、厚労理事3名に集中的にファックスを送るように支持を出しているのです。

●今日の闘いへの結集は400人

 昨日よりもずっと多い人々が結集しているのは、すぐに感じられました。
 最初に、参議院会館前で集会を行い、今日も参議院議員全員への申し入れです。
 怒りネットの結集も4班編成ができるほどに集まっていただきました。しかし、人数が多いので、そこまでする必要はありませんでした。
 行動に参加されなかったみなさんも想像してください、参議院議員よりも多い「障害者」関係者が参議院会館の中を歩き回るわけです。
 怒りネットは、6階を担当しました。グループを2つに分けましたが、どちらも強力な人々です。そこで、一部屋、一部屋みっちりとやりました。戻るべき時間になっても終わりません。
 兵庫、茨城、千葉、神奈川、東京、埼玉からの人々です。

 面白かったのは、長浜博行議員の部屋を訪れたときのことです。この議員は厚労委の理事です。
 この議員は、千葉出身なのですが、こちらの千葉からの人が、秘書と知り合いだったのです。その秘書の方は、千葉の事務所の方なのですが、なぜか今日はこの事務所に来ていたのです。部屋を訪ねたところ、中からこちらの仲間を呼ぶ声がします。
 一同議員事務所に入り、座って話をすることができました。
 「自立支援法」の説明をみんなで行いました。推進9団体の実態を語り、「そもそもこの9団体は、自民党の票田なんですよ」と、わたしとしてはあまり言ったことのないことを言ってみたのですが「それは、廃案にしないとね」との返事が返ってきました。効果のほどを期待したいところです。また、千葉のこの仲間は、議員とも知り合いのようで、働きかけてくれるとのことでした。

 運動は、効果を発揮しているようです。民主党の国会対策委員長は、「自立支援法」改定案について、問題ありとの発言をしているとも伝わってきます。だからまた、育成会なども必死でファックスを送っているのでしょうが。

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