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2012年6月14日 (木)

生活保護と「通り魔」

とくに政治運動をしている人によく聞いておいてほしいのだが。

 生活保護をめぐる不正受給キャンペーンと、大阪で起きた「通り魔事件」。一見何の関係もないようだが、本質では一つのことではないのか?「通り魔」という呼び名が適当なのかどうかはわからない。もっと適切な呼び名があるかもしれないが、刑務所を出所したばかりの人が無関係な2人を殺害した事件だ。この人は生きていく術をなくして自殺したくて死刑になる事件を起こしたと主張している。刑務所を出て金もなくなり職にも付けず、住む所もなく生きていくすべをなくしたと言っているらしい。一般にも刑務所を出た人の再犯率は高い。

 ではなぜ彼は生活保護を受けなかったのか?検討した様子もうかがえない。そこにある理由とは何なのか?こういう場合生活保護を受けられると知っていたのか?

 片方での不正受給キャンペーンは、ただでさえ小さくならざるを得ない生活保護受給者をさらにちぢこませ、生活保護を受給していたらどんな目に合うかと迫っている。それはこれから受給する必要のある人をも震え上がらせ、ちぢこまして、受給抑制になっている。

 生きていく術をなくして、しかし生活保護を受けることもしない人は実に多い。背景には、生活保護を受けることを恥とする観念が植えつけられていることがあるが、実際に辱めを受けた人がいたことは受給抑制の大きな要素となっている。ここで話が繋がる。

 生きていく術を失ったら生活保護を受けることは当然の権利であり、なんら恥ずかしいことではない。そういう文化を政治運動は率先して作らなくてはならないのではないか。

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