« やんばる高江を助けて! | トップページ | 日弁連会長声明 »

2012年7月30日 (月)

7・29医療観察法廃止全国集会・報告

「どうなる どうする 障害者制度改革――障害者権利条約と医療観察法・総合支援法――7・29医療観察法廃止!集会」
心神喪失者等医療観察をなくす会など4団体主催。
中野勤労福祉会館。

81人の参加。

司会は若手の3人。
基調はSさん。差別禁止部会が精神障害者だけをターゲットにした強制入院・強制医療は差別に当たると提言する予定だそうだ。

基調講演を障害者政策委員会委員の大谷恭子弁護士。
宇都宮病院事件から話を起こした。らい予防法廃止方以外の立法はすべてロクなものではない。司法刑事施設での精神障害者の虐待を糾弾。薬もなしに、症状が出るままにされ、自殺予防のために24時間テレビ監視の保護室に収容されている。

医療における精神障害者の状況について、侵襲的医療が行われているとして、うつ病者に対する電磁波治療が計画されていることを述べた。(いま現に電気ショック療法が広く行われていることは知らなかった。)患者の権利宣言がいまだに法律化されていない状況で患者の尊厳保証がされない。侵襲性のない、尊厳を守った医療をどう保障していくかが障害者政策委員会の仕事だ。しかし差別禁止法の議論では、現行法と矛盾しない形でしか作れないとくぎを刺されている。現行法の見直しは絶対にしない。隙間産業のような形でそっと作るしかない。障害者権利条約に詳しい人が障害者政策委員会に入っていない。メンバーを見たら絶望した。なぜ委員長が交代するのか。推進会議の仕上げではないからだ。基本計画の策定には限られた条件の中で頑張るしかないが、あまり元気の出ることではない。この2年間を「あだ花」にしない。いつも新たな法律は新たな矛盾と差別を生んできた。
など報告された。障害者政策委員会に精神障害者の声を反映させるために頑張ってほしいものだ。

次にカンパアピールと各地報告としてTが発言。カンパは31700円集まった。5・20高槻集会の報告を行い、医療崩壊が精神科にも及んでいること、厚労省が入院できる精神病院が次々に次々に閉鎖されている状況を傍観しているのは精神障害者に対する棄民政策であると糺した。

休憩をはさんで滋賀県家族会から報告。家族会というと感じが悪い印象を持つが、ここは我々とほぼ同じ理由で医療観察法施設に反対している。闘いの陣形を広げるには良い発言だった。

次に、全国の闘いの現場からの報告があった。北海道のOさん。大阪人権センターのAさん。イタリアで来年3月司法精神病院がなくなる。20人の小さな病棟に移行するが、そういう形で残ることに対しても、問題ありと闘っている人たちがいる。
京都のO弁護士。観察法以来、「再犯防止」が良いことのように言われる風潮がある。刑法の中にまで明記されようとしている。「再犯防止」では本人の立ち直りでなく、監視・管理が強化される。
多摩青葉のIさん。
京都ユーザーネットワークのSさん。患者会を続けることの大切さを訴えたが共感できるものだった。
ほっとスペース八王子のH。ほっとの宣伝。
最後にまとめとして、11・24全国集会が訴えられ終了した。

|

« やんばる高江を助けて! | トップページ | 日弁連会長声明 »

-闘いは進む-」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/517951/55312506

この記事へのトラックバック一覧です: 7・29医療観察法廃止全国集会・報告:

« やんばる高江を助けて! | トップページ | 日弁連会長声明 »