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2012年9月30日 (日)

9・29講演会は成功しました

9・29、高木俊介さんの講演会は44人の参加で盛況でした。灯ゆうゆう会と木村クリニックの患者有志という小さな主催団体であったにもかかわらず、ネットで見たという人数名を含め、チラシを見てきたという人が多かったのも特徴です。周りの人への声掛けが成功したようです。当事者が主催したことを考えれば、大成功です。

内容的には、高木さんご自身が「アクトはあだ花=実をつけることのない花」だとおっしゃいましたが、誰が主催するかということで大きく左右され、悪徳病院がやれば悪徳なアクトが生まれるというような、まだ未確立なものであることが分かりました。地域全体に網をかぶせ地域から「病者」をあぶり出すように使うことも可能です。むしろ厚労省はそれを狙っているのではないかとも勘ぐれます。厚労省がアウトリーチに力を入れるのは患者管理に使いやすいからです。

しかし患者寄りのものとして使えばきわめて有効なものであることも確かなようです。入院偏重主義の日本の精神病院に風穴を開ける役割を果たすこともできます。

アクトをどう生かすかは、「病者」運動とそれを支える医療従事者・労働者の闘い如何に掛かっているのではないかと思いました。「病者」運動が入院偏重主義を許さぬという方向で力を持ち全体を動かすとき、アクトは有効な手段となります。それは主体に掛かっています。

その中で、アクトにかかる患者はお互いに孤立していること、お互いに関わりあうことができないことは、大きな欠点です。患者が自主的に運動を始めるには、まずお互いに知り合いになるところから始まります。アクトはその仕組みを内蔵していません。高木さんも「地域の患者会に紹介したいが、まだまだ患者会が未発達だ」とおっしゃいました。卵と鶏ではなく、どちらからか始めるしかないのではないでしょうか。

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