« 維新は最悪 | トップページ | 6月5日デモ »

2013年6月 1日 (土)

精福法改悪

生活保護と並んで今国会で焦点だった精神保健福祉法改悪案は、参院先議で参院委員会を通過した。全国「精神病者」集団の山本眞理さんが参院議員会館前でハンストを行った。27日月曜日から4日間のハンストの予定だったが、水曜日だけ、雨天のため議員会館前の行動はなかった。木曜日は予定通り議員会館前でハンスト。山本さんは予定通り4日間のハンストを貫徹した。

写真は5月28日のハンストの模様。201305281

精福法改悪で、より安易な強制入院が可能となった。業界では唯一この改悪に賛成していたのが、日本精神病院協会というのが法律の性格をよく示している。精神病院にとってのみ歓迎されたもので、患者も家族も反対した。日本の入院患者の44%が強制入院。自発的入院は56%に過ぎない。強制入院の根拠は、入院の必要性があるが本人はその必要性を認識できないということ。前後不覚になっていたり錯乱状態の最中ならともかく、患者の44%が判断能力が無いなどということを誰が信じるのか?日本の入院患者数自体が外国に比べて異常に多い。必要のない入院が横行しており、必要がないから自分で入院したいと言わないだけの人を、いとも簡単に強制入院させうるとしたらどうだろうか。その安易なツールをさらにひとつ精神病院に与える改悪が進められている。

以下朝日報道。

患者の意思くむ仕組み検討

精神保健福祉法改正案、今国会成立へ

 
精神を病む患者の社会復帰を促すほか、保護者の負担を軽くすることを目的とした精神保健福祉法改正案が30日の参院厚生労働委員会で、修正のうえ賛成多数で可決された。患者の入院基準を緩和する改正点について、患者の権利が十分に守られないとの懸念が患者の支援者らから出されたため、患者の意思をくみ取る仕組みを検討事項に加えた。衆院を経て今国会で成立する見通し。

 改正法では、患者の退院を支援し、地域で生活できるよう相談者をつけることなどを病院に義務づける。高齢の親らの大きな負担だった、患者に治療を受けさせるといった保護者の義務は廃止する。入院の必要があるが、本人に病気との意識がない患者の入院はこれまで、決められた1人の保護者の同意が必要だった。
改正後は、3親等内の家族のいずれかの同意で可能になる。退院を請求できる対象も3親等内に広げる。

 一方、同意できる対象の拡大で、本人の意思に反した入院が増えるのではとの不安の声が出ていた。このため自民、公明、民主などが修正を協議し、施行後3年をめどに患者の思いを実現していく仕組みについて検討することで一致した。

 1年以上入院する精神科の患者は20万人を超える。

|

« 維新は最悪 | トップページ | 6月5日デモ »

-闘いは進む-」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/517951/57505172

この記事へのトラックバック一覧です: 精福法改悪:

« 維新は最悪 | トップページ | 6月5日デモ »