« 大フォーラムの写真 | トップページ | 審査請求進むところも »

2013年11月 5日 (火)

10・31大フォーラムでの発言

10・31大フォーラムでの兵庫県精神障害者連絡会の発言原稿です。なお、発言は原稿を見ずにしたので、この通りに喋ったのではありません。

兵庫県精神障害者連絡会です。
2012年の税と社会保障の一体改革大綱で福祉解体の方向性は出されています
12年3月30日閣議決定された工程表に基づいて、年金引下げ、生活保護基準の引き下げ、医療、介護など福祉削減は、いわば計画通りに進められています。

Ⅰ、医療について、
国の借金を増やすと金利が上がり国債がパンクするから、医療費の削減が必要だと言っています。
国家財政の破綻を防ぐためとして、12年8月社会保障制度改革推進法が制定されました。
その中で、家族相互の、国民相互の助け合いの必要性が強調されています。
自助を基本に、共助・すなわち保険制度で補完する。公の助けは例外的にしかしないと言っています。
日本の社会保障は圧倒的に家族に依存しています。介護保険が典型です。
政府は、国家財政を心配する立場から、医療費削減のために、入院完結型から地域完結型への移行をするのだと言います。
それでも結果的にでも患者のためになるのなら良いですが、そうはなりません。
強制入院の網をより強くし、早期に治して地域に戻すと言えば聞こえがいいが、出口にはより劣悪な病棟や施設収容が待っています。
とくに高齢者の場合です。精神病院に収容した後、終末期施設に移行する。そこでは拘束が無制限に行われます。精神病院の人権侵害が外に広がるのです。
精神科の地域医療、いわゆるアウトリーチも厚労省の方針では入院が前提のものになっています。

日本精神病院協会の圧力により、厚労省の課長通達一つで、理念が180度ひっくり返ったのです。
精神科医療は、より安価で、社会に出さない方向に向いています。社会の中でもがんじがらめにされてしまいます。

Ⅱ、年金改革
再来年4月までに2.5%の引き下げが行われます。障害者、高齢者狙い撃ちです。
また、マクロ経済スライド制という名の、実質的引下げが行われます。
消費税が8%に上がっても年金は引き上げません。

Ⅲ、生活保護費の引き下げ
再来年4月までに平均6.5%、最大10%の引き下げが行われます。
消費税3%アップやインフレにも拘らず、まず6.5%下げたうえで消費水準に対応すると言っています。
私達の交渉の中で、厚労省は引き下げの根拠とした計算式には、「学問的裏づけは無い」と、でたらめな根拠で引き下げたことを認めました。

大綱のもう一つの柱である、消費税引き上げですが、
その大半は大企業のために使われます。大企業減税。景気対策。企業向け復興課税を廃止するなどです。

結論です。骨格提言の完全実現はできます。
 富裕者に金持ちである度合いに応じて税金を負担させれば良いのです。富裕層に対して応分の課税をすれば、消費税以上の税収があることが分かっています。
そのためには、一般の生活保護受給者、高齢者などもっとまとまれる人たちがいます。反貧困運動との連帯・連携も必要です。
私たちの手で、私たちのための制度を作るため、共に闘いましょう!

|

« 大フォーラムの写真 | トップページ | 審査請求進むところも »

-多事争論-」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/517951/58518499

この記事へのトラックバック一覧です: 10・31大フォーラムでの発言:

« 大フォーラムの写真 | トップページ | 審査請求進むところも »