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2014年1月 8日 (水)

障がい者権利条約とインティグリティ概念【2】

国際条約、国連というものに対する異議が出るのは承知している。国連は国際的強盗の同盟という面が第一にあることはたしかだ。しかしブルジョワ国家における法律や制度の制定運動と同様の面が国際条約にも存在することを指摘しておく。ブルジョワ国家における制度要求を否定する意見もあるが、それはブルジョワジーを巨大化して捉え、逆らっても無駄という敗北主義を組織している人たちと同じ人がやっている論理だ。障がい者の骨格提言は、障がい者をブルジョワジーのもとに縛り付けるための悪巧みだという立論をする人たちがいるが、それがいかに現実を踏まえていないか。骨格提言を実現するために闘うのではなく、闘ってはならないと扇動している党派のことだ。彼らはブルジョワジーと闘う現実の運動から逃げて、労働運動以外にはやってはならないと主張していた党派だということを指摘するだけで充分ではないか。ブルジョワ国家に対して労働者階級の要求を含んだ制度を作らせてきたように、国際連合に対してもそのような過程は可能なのだということを、この条約制定は示している。

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