« 生きづらさと言うことについて、その2 | トップページ | 政府答弁を反故に »

2014年3月 3日 (月)

生活保護世帯の生活実態

身体障がい者のBさんの意見陳述です。家賃問題について語られています。車椅子で動ける家を探すのは至難のことであり、改築できる家も極めて限られており、住宅扶助では補えず、持ち出しになっている中での引下げは生活破壊です。

意 見 陳 述 書
                平成26年2月14日
 私は、脳性麻痺の障がい者で、「生活保護制度」を利用しながら一人暮らしをしています。両親はすでに他界し、兄弟とも絶縁状態にあります。障害を持つ者にとって生活保護制度は、「自立生活」を送る上で欠かせない「制度」です。

ご存知のとおり、国・府・市は「障がい者」の施設から地域へという理念の下、これまで進めて来られたのではないでしょうか。しかしながら、現実は、最後のセイフティネットであるべき「生活保護制度」は、その理念とは離れたところで、着実に衰退していこうとしています。国は、3年かけて740億円の削減を打ち出しました。国はこの4月から消費税を8%に上げる事を決定してしまいました。以前から石油の高騰等に伴い物価は上がっています。この事をどう感じておられますか。この上、光熱費や「家賃」が上がれば、私たちは生活どころか、施設に入らなくてはならなくなります。ここに今一度確認します。憲法、第13条「すべての国民は個人として尊重される。生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利については、公共の福祉に反しない限り、立法その他国政の上で、最大の尊重を必要とする。また、第25条では「すべての国民は、健康で文化的な最低限の生活を営む権利を有する➁国はすべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない。と定められています。そのうえで、四肢に障がいのある者、私の現状をここに書きます。私のような障がいを持つ者にとって住宅確保は容易ではありません。(公共施設でさえ未だにバリアフリー化していないところもあるのですから。)生活して行く上で制限が山積しているからです。まず、バリアフリーである事、車いすが乗れるエレベーターがある事、車いすの置場が確保出来る事、ベッドが置ける事、トイレが広い事、浴室が広い事などがあげられます。必然的に部屋は大きめの1Kまたは2Kになり、そのような物件は大阪市内では皆無に近いのです。この点においては高齢者の方も同様と考えます。また、住宅改修の制度を活用しようとしても、家主が嫌がるケースも沢山ありました。家賃補助だけではとうてい無理です。持ち出しをするしかないのです。現在の家は築50年を過ぎたコーポです。住宅改修で何とか生活しているといっていい程あちらこちらが傷んでいます。地震がくるとどうしようと不安な日々です。また、ヘルパーさんの手を借りて生活していますから、光熱費も1人暮らしのそれとは異なり出費がかさみます。府営・市営住宅も、なかなか当たりません。当たったとしても、慣れしたしんだ地域から離れることになります。
 以上の事から、今回の「生活保護費削減」に対し憲法を無視した政策であると憤りを感じるとともに強く訴えます。

|

« 生きづらさと言うことについて、その2 | トップページ | 政府答弁を反故に »

-多事争論-」カテゴリの記事

-闘いは進む-」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/517951/59229800

この記事へのトラックバック一覧です: 生活保護世帯の生活実態:

« 生きづらさと言うことについて、その2 | トップページ | 政府答弁を反故に »