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2014年6月20日 (金)

速報第6号

生活をするのは普通の場所がいい
STOP! 精神科病棟転換型居住系施設!!
6.26緊急集会
速報
第6号(2014年6月19日)
発行:病棟転換型居住系施設について考える会

《厚労省》長期入院精神障害者の地域移行に向けた具体的方策に係る検討会
「取りまとめ」の強行ひとまず回避
7月1日へ延長

6月17日に開催された本検討会は,これまで以上に多くの傍聴者が詰めかけ,この問題への関心が広がっていることがわかった。冒頭福島県のあさかホスピタルにおける地域移行の試みが紹介され、その後本検討会における(取りまとめ)(案)について、事務局から説明があり、討論が行われた。(取りまとめ(案)本紙2~8ページ)。
詳細は、後日示される厚労省による議事録に譲りたいが、印象に残った発言を紹介したい。
「医療の方向性を明確にすることは必要だが、病床を転換し住まいにすることは反対する。また、訓練は病院の中ですることと地域ですることは違う。地域でやることが大切。長期入院の人をつくらないこと。また、家族への支援も含め、本人・家族の生活を支えるシステムを」というみんなねっとの良田かおり構成員の発言。
「長期入院者の地域移行に向けた方策を議論が不十分。本検討会は精神科病院の事業移行の検討会になった。取りまとめ案の前半は、『検討する』という末尾で終わっている項目が多く、弱い」と全国精神障害者地域生活支援協議会(あみ)代表の伊澤雄一構成員。
「20万人いるという長期入院者が年間5万人退院しているが、新たに入院している人が5万人いる。新たな長期入院の発生を防ぐことができない全体状況がある」「入院時の入口の問題をきちんとすること、長期入院を未然に防ぐために1年未満の入院者を地域移行の対象とすること」と急性期医療の立場から千葉県精神科医療センターの平田豊明構成員が発言。
「集約して不要となった病棟は削減する、と書くべき。空いている病棟があれば、入れてしまう。地域での暮らしの場をつくることが原則だが、退院の意思をもたない人をどうするのか。デリケートな問題」と毎日新聞論説委員の野沢和弘構成員。
精神医療サバイバーの広田和子構成員は、「病床転換のための費用が用意されていると言われているが、どうか」と厚労省に問いかける。(厚労省からは、904億円の基金は、精神障害に特化されたものではなく、具体的には例示をしているだけ。病院の建物設備につういては、この検討会で審議中と)。
「全国精神保健福祉センター長会でアンケートを行ったが、病棟を転換し住まいにということはよろしくないという意見が多い。現状のグループホームの設置基準(入所施設、病院の敷地外であること)は守るべき」と精神保健福祉センター長会田邉等構成員。
「社会的入院は社会の問題によって起こっている。病院の問題ではない。病院が改革できることは少ない。一方で、この国にはお金がない。財源がない。GH、公営住宅お金がかかって仕方がない。ある資源は使い倒していこう」と青南病院院長の千葉潜構成員。
「すでに生活の場となっている病棟は、何らかの施設にしないと矛盾は解決しない」と伊豫雅臣構成員(千葉大学大学院)。

議論が尽くされていないと次回7月1日18時~20時に検討会の開催が座長から告げられた。

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