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2015年6月 5日 (金)

7月25日は兵庫県の精神障がい者の集会

 

昨日は病棟転換問題の兵庫の会議がありました。支持する政党・党派を超えた共闘が広がっています。725日には兵庫県集会が予定されています。

病棟転換問題というのは、いま厚生労働省が進めている、精神科の病棟を建て替えてグループホームにし、入院患者をそこに移して、退院したことにしてしまうという策略のことです。日本では長期入院の患者が多すぎるという批判、特に国際的批判をかわすために考え出された策です。

長い間悪い病院に入院していたひょうせいれんの会員が、金儲けのため、病院の精神科医による患者の支配関係という権力関係を維持するための病棟転換に反対ということに強く支持してくれています。

 昨日は家族の方も来ておられ、いろいろ勉強になりました。その方のお兄さんが超長期入院なのですが、最初入れられた病院で縛られて電気ショックを受けて、それ以来医療拒否の状態で入院が長期化しているということでした。退院しても自ら医療につながれないから出れないという矛盾に陥っているようでした。

 私の友人にも二度と入院は嫌だと、家から出られないほどの状態なのに入院は拒否している人がいます。隔離・拘束、電気ショックは治る病気も治らなくさせてしまっています。

 私は、自分は精神医療を利用しているから、反精神医療ということではないのですが、こういう話を聞いていると、故・吉田おさみさんの精神医療を否定する過激なアジテーションが、今こそ響かなければならない感じがします。

昨日の会議では、他に、日本精神病院協会が保険点数の関係で病院経営が成り立たなくなっている(保険点数が短期入院へ誘導していること)と悲鳴を上げ、それを救うために病棟転換の話が厚労省から出たこと。長期入院が続くのは、単に精神科特例(医者や看護者の数が一般化よりも少なくてもいいという厚労省の誘導)などが原因で病院経営が、空きベッドを作れないという事情を強調するのではなく、地域に帰る場がない事情も打ち出すべきだ。家族の高齢化で家族は引き取れなくなっていること、家族が嫌がり引き取らないこと、一方でアパート退院やグループホームなどの地域資源の貧困さなどを見るべきだ、といった話が出ました。死亡退院、すなわち死ななければ精神病院から出られない人が年間18000人もいる現状も報告しました。

725日は兵庫の病棟転換問題の300人規模の大集会です。関西近辺の方はぜひお誘い合わせてご参加ください。

「150512.pdf」をダウンロード

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コメント

障害者などの弱者救済のためにパリ原則の独立した国内人権機関の早急な設立が必要と感じます。

投稿: 名無し | 2015年6月 8日 (月) 20時00分

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