« 7・25集会のチラシ | トップページ | 三里塚闘争 »

2015年6月10日 (水)

1週間前に判決日告知の異常・民主主義の危機

6月12日に東京高裁で、成田空港に反対している市東孝雄さんの農地取り上げ裁判の判決公判があります。これは、1週間前に判決日が告知されるという異常なものでした。普通判決日は2~3か月前には告知されるものだそうです。

また法廷が傍聴人30人くらいしか入れないという、公安事件で使う法廷だそうです。この裁判は労働者・市民の関心が高く毎回200人以上が傍聴に駆けつけていました。だから法廷も100人は入れる大法廷を使用していたのです。

労働者・市民が駆けつけることが困難なように1週間前に告知し、小法廷を使用するという姿勢の中に、国家がこの裁判をいかに重視しているかが分かります。 国家権力の、姑息・卑劣な「だまし討ち」の常套手段を裁判にも使うという今回の1週間前告知には怒りを覚えます。そんなに、成田闘争が広がることが怖いんだと思います。

以前から空港反対同盟は判決に当たっては東京高裁を包囲する大結集を呼び掛けていました。1週間前告知とすることでその結集を少しでも減らそうという姑息な意図なのだと思います。

この裁判自身が旧空港公団の「力ずくで農地を取り上げることはしない」という約束を踏み破り、国家暴力を発動して農民の命である農地を取り上げる非道極まりないものです。裁判の内容でも空港会社に一つの理もなく、偽造証拠ででっち上げられた砂上の楼閣ともいえるもので、市東さんが圧倒的に勝っていました。市東さん側の弁論に対して空港会社は一言もこたえられないありさまだったのです。 だからこそ、小林昭彦裁判長は突如として弁論を打ち切ったのです。

市東さんの裁判長忌避が最高裁で争われているなかでの判決は民事訴訟法違反だそうです。 「法律なんて破っていい」「国家意思だぞ文句を言うな」という姿勢の表れこそ、今回の1週間前判決日告知だったのです。

参加したくても都合をつけるのが大変です。

ぜひ多くの仲間が、6月12日金曜日正午・東京高裁包囲デモ出発、午後2時傍聴券抽選、2時30分開廷、3時30分ごろ報告会、にお集まりください。

裁判所が国家暴力の手先になるという民主主義の危機です。障がい者にとっても他人事で済ませてはならない事態だと思います。

|

« 7・25集会のチラシ | トップページ | 三里塚闘争 »

-多事争論-」カテゴリの記事

コメント

意見ですが、各障害者団体や各マイノリティーの団体や弁護士などの協力者が協力してパリ原則の国内人権機関創設や個人通報制度導入を求めることを考えて行くのはいかがでしょう?

投稿: 名無し | 2015年6月11日 (木) 22時08分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/517951/61723606

この記事へのトラックバック一覧です: 1週間前に判決日告知の異常・民主主義の危機:

« 7・25集会のチラシ | トップページ | 三里塚闘争 »