ともに生きる№8
ともに生きる№8が印刷できてきました。
B5判40ページ(本文34ページ)。領価200円です。
ひょうせいれん機関紙フレンズ読者の方には郵送します。フレンズ読者でなくて読みたいという方には郵送しますので住所・名前をメール下さい。
内容は下記の通りです。
精神病とは何かについての一考察
まえがき
本稿は、2015年9月に行なった三里塚闘争勝利尼崎・伊丹実行委員会でのお話を元に、私の経験を深堀して精神病とは何か、その解放の道は何かを考えたものです。その時のレジュメを元に文章化しましたが、展開は新しいもので、しゃべった通りではありません。
あくまで私の経験に基づくものです。できるだけ普遍化できることを扱ったつもりですが、そうでないことも含んでいると思います。また、私の関わった特定の政治党派のことに深く触れていて、なじみのない人には取っ付きにくいと思います。「私の精神病の歴史」を振り返るには避けて通れないことなので、ご容赦願うしかありません。なお政治党派の内情暴露を目的にしたものではないことをお断りしておきます。
読者の皆さんのご意見、ご批判によってより深めていくことができれば幸いです。
目次(詳細版)
Ⅰ、人はなぜ精神病になるのか/
精神病で何が起きるか/環境的要素が影響/イラク帰還兵のケース/精神病とは何なのか/陰性症状/心の中の凝(こ)り/うつ状態/心の「破壊」/病名が付いた病歴―うつ病という診断―統合失調症/今の主治医との出会い/「イスクラ冠元顆粒」との出会い/職場のいじめ――働けなくなった理由/「郵政マル生」/「三里塚オンリー主義」/労災職業病闘争/不眠症からうつ状態に/解雇撤回闘争/不眠症・うつ状態と統合失調症の関係/古くからの病歴と全共闘・ベ平連への参加/革共同との出会い/最悪の地区反戦/「党」生活と究極の疎外/「自由からの逃走」=マインドコントロール/職業病との関係/私自身の官僚化/マインドコントロールから抜け出す//
Ⅱ、「病者」解放の論理/
「病者」であるがままの解放/「精神病を悪だとする価値観」について/精神医学で解放されるか/日本の精神医療史/心神喪失者等医療観察法/「病棟転換型居住系施設」/岩倉村の経験/下町での「病者」の包容/障がい者の闘いの中で/三里塚コミューン/開き直り/生きている間にしたいこと――共感過多症
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