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2016年5月28日 (土)

兵庫年金訴訟の状況

年金引き下げに対する裁判において、神戸地裁は「移送」問題で5月9日決定を出しました。大阪地裁への移送です。5月25日年金裁判を支える尼崎の会に結成集会があり報告されました。兵庫県の年金訴訟原告団・弁護団としては抗議しつつ決定に従うことになりました。「移送」問題とは行政訴訟を起こすときに高等裁判所のある地域の地方裁判所でしか裁判をできないという決まりだそうです。そのため、沖縄の人が福岡地裁へ、島根・鳥取の人の裁判が広島地裁へと移送されることになり、事実上裁判を受ける権利が奪われます。憲法違反ですが、裁判所は合法だと言い移送決定を出しています。これらの地域では通常の損害賠償の民事訴訟に切り替えるところもありますが、勝訴に向けてのハードルは上がるそうです。そのため兵庫では不服ながら行政訴訟のまま大阪地裁で争います。裁判の実質審理がいつ始まるかまだ分かりませんが、公判への支援もよろしくお願いします。

 5月25日の尼崎の会の結成は、全労連、生健会、年金者組合などが共同代表になり広範な陣形で行われました。私も原告代表としてあいさつし、「社会保障の財源がないと国は主張するが、『パナマ文書』で『財源はそこにある』ことが明らかになった。税はあるところから取れば不足などないのです。ほっておけば年金切り下げはどんどん行われもっともっと生活できない額になっていきます。最初の1%をめぐるこの裁判に勝利していきたい。」と発言しました。

 尼崎では原告になった人は6人だそうです。兵庫県で90人、全国で4055人です。全国ではこれから裁判を起こす都道府県もまだあるそうです。しかしマンモス訴訟とは言え年金者組合が中心です。もっと幅広い陣形でないと勝てないと思います。私たちも大衆的に陣形を広げるために活動していきたいと思います。

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