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2016年11月 3日 (木)

10・27『骨格提言』の完全実現を求める大フォーラムの報告

10・27『骨格提言』の完全実現を求める大フォーラムのもようが録画で見られます。下記ページにて。

https://www.youtube.com/watch?v=HDXBW2dWQEo&feature=youtu.be

1027『骨格提言』の完全実現を求める大フォーラム」が、しょうがい者ら600人を集めて開かれた。集会には、多くの闘うしょうがい者団体・個人が揃い踏みした。大フォーラムが600人を集める実体があり、かつ闘う内実のある団体に成長したのが嬉しかった。 

発言者が多様であり、内容も鮮明だった。発言者を紹介する。

保坂展人世田谷区長、ピープルファースト・ジャパン(知的しょうがい者の当事者団体)、こらーるたいとう(精神しょうがい者の当事者団体)、優生思想反対の神経筋疾患ネットワーク、福祉労働者の立場から・ゆにおん同愛会と渡邉琢さん(かりん燈・京都)、多摩療護園園長と自治会代表、東京新聞記者田原牧氏、全国青い芝の会(「脳性麻痺」者の当事者団体)、ALSさくら会が「津久井やまゆり園しょうがい者殺傷事件」への怒りの声を挙げた。連帯アピールでは、障害者自立支援法訴訟の基本合意の完全実現をめざす会(元違憲訴訟団)、病棟転換型居住系施設について考える会、JD日本障害者協議会、国会議員(阿部知子、金子恵美、山本太郎各議員が発言、国会の都合で来られなかった福島みずほ議員がメッセージを寄せた)。リレートークでは、「尊厳死」法制化に反対・バクバクの会、優生手術に謝罪を求める会、難病をもつ人の地域自立生活を確立する会、宇都宮健児・反貧困ネットワーク共同代表、65歳問題で福島からと兵庫県精神障害者連絡会の私、習志野市によるしょうがい者不当解雇事件・当該。集会宣言などで、障害連、HANDS世田谷。場所を移した厚労省前集会では、怒りネット、全国「精神病」者集団、その他にしょうがい者多数が発言した。

「津久井やまゆり園しょうがい者殺傷事件」への怒りに満ちたしょうがい者、知的しょうがい者、精神しょうがい者の発言は、同時に施設や精神病院に長年にわたり閉じ込められ、また虐待されてきた自らの経験への怒りの声だった。「死ぬまで閉じ込める」のと「肉体的に殺す」のとはいったい区別されるだろうか。残酷さにおいて変わることはないのではないか。殺され傷つけられた46人のしょうがい者たちの痛みと苦しみ悔しさに共感し、共有する発言が続いた。

また、事件を利用して措置入院の強化が狙われている。精神しょうがい者は二重の恐怖の中に置かれている。「役立たず」と言われて殺される恐怖と「事件を起こしたのはお前たちの同類だ」と迫られる恐怖と。政府は、差別的憎悪犯罪を憎む言葉を一言も発しないばかりか、容疑者に措置入院歴があったということを利用して精神保健福祉法の改悪などで精神しょうがい者に迫害をくわえようとしている。容疑者が措置入院をしていた時の最終診断は「大麻の影響」であり精神病ではないとして退院させた。厚労省の検討会はその北里大学東病院の対応に間違いはなかったと一旦結論付けたが、政治家が介入して「精神しょうがい者取り締まりの法整備が必要」という報告書へと180度逆のものに変えてしまったことが明らかになっている。

またしょうがい者の様々な闘いが提起される集会だった。「尊厳死」法制化、制度の谷間の問題、貧困と生活保護、65歳問題、しょうがい者差別解雇の問題が提起された。しょうがい者は生きていく上で様々な差別にあっている。それらの差別はしょうがい者が自ら闘うことによってしか乗り越えられないが、それぞれの場からの闘いが行われている。

厚労省前に場を移した集会では、多くのしょうがい者がマイクを握り政府・厚労省による差別の強化を許さず、「骨格提言」の完全実現を求める様々な立場からの怒りの声を挙げた。

集会のもようはNHKでも報道された。またネット配信され録画も配信されている。

なお、集会には多くの賛同が寄せられ、財政的に支えていただいたことをこの場を借りてお礼申し上げます。

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