-闘いは進む-

2009年11月 3日 (火)

10・30障害者大集会

0910301 0910302 0910303

10月30日障害者の大集会が開かれた。障害者自立支援法を廃止させ障害者が望むような新制度を作らせようと、全国から1万人が結集した。日比谷野外音楽堂には7000人、その他第二会場、厚生労働省前と展開した。

怒りネットは参加者にビラを配布したあと、2会場に別れて集会に参加。怒りネット関係で30人が参加した。集会後は国会方面と東京駅方面と分かれてデモンストレーション。写真下は国会へ向けてのデモ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年10月28日 (水)

加古川労働委員会集会

0910251 0910252 10月25日日曜日の午後、神戸勤労会館にて、加古川郵便局の労働委員会闘争の勝利を願う集会が開催されました。現場労働者の手作りの集会で、講師には大阪労働弁護団の永嶋靖久さんを招き、そのほかの発言者はすべて現場゛労働者が占めました。

写真上は講演する永嶋靖久弁護士、写真下は労働委員会に訴えた江渡前分会長です。

加古川郵便局労働委員会は、組合の機関紙で当局施策の批判文を書いたら、当局から批判を続けるならば組合事務所・組合掲示板を取り上げると最後通告を受け、機関紙の掲示をできなくされたという事件です。また当局施策を批判する組合員に対して不当処分を乱発したことも争点です。

いまは審理は終わり、12月ごろにも決定が出ると言われており、署名の提出とあわせて決定に向けて弾みをつける目的で開かれた集会でした。

講演の永嶋弁護士からは、団結権・争議権の歴史的総括について述べられ、歴史的に発展してきた労働組合がいまの新自由主義で後退させられようとしていること、闘い続ける事と労働委員会の活用で労働組合の権利を守り発展させることの重要性が述べられました。

現場組合員の発言は、処分を受けた当事者や労働委員会で証言に立った労働者、支援の労働者や青年部などが次々に発言に立ち、労働委員会提訴の重要性が浮かび上がるものでした。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年10月19日 (月)

三里塚と弱者抹殺との闘い

0910111 10月11日、成田(三里塚)の空港反対闘争に行ってきました。成田では、1971年の農地強奪の大木よねさんの闘いと同じことが起きようとしています。0910112 1971年は、土地収用法にもとづく強制代執行との闘いでした。大木よねさんをしがみつく脱穀機から引き剥がし、暴行を加える様子は全国に知らされて、全国から三里塚に駆けつけて、闘う労働者・学生が多数出ました。三里塚の実力闘争が当時の安保沖縄闘争と結びつき、数万人の人たちが三里塚=安保・沖縄闘争の立ち上がる契機となったのは、歴史的事実です。

それと同じ攻撃が今度は農地法や裁判所の仮執行として襲い掛かろうとしています。集会で、基調報告をした空港敷地内農民の萩原進さんは、0910113 今行なっている裁判闘争は前哨戦に過ぎず、闘いの本番はこれからであること、闘いは農地強奪との実力の闘いであることを鮮明に述べられました。

また敷地内の市東さんは、第3誘導路による囲い込みに屈せずに、軍事空港と闘うという決意を述べられました。第3誘導路というのは、暫定滑走路に通じる航空機の通るための道のことですが、いままで第一、第二と一つの滑走路に対して二つも誘導路が作られているという異常なことのうえに、第3誘導路によって、市東さんの自宅を誘導路によって囲い込み、孤立させるという攻撃です。

市東さんが述べられたように、暫定滑走路は民間空港としては不要なものであり、空港の軍事利用のために必要なものとして造られています。三里塚は43年間、軍事空港に反対して闘ってきましたが、その闘いの正当性が示されているのが今の空港の軍事利用、軍事空港としてのあり方です。

またいま、農業破壊の攻撃は、「農地は耕す者の物だ」という農地法を改悪して、農地強奪を正当化しています。民主・社・国政権もその政策を転換するものではありません。羽田のハブ空港化が打ち出されていますが、成空港の完成という大命題をあきらめたわけではありません。裁判は空港完成のための攻撃として続けられています。農業より空港建設という資本主義が延命するための方策のほうが優先するという攻撃との闘いです。また、軍事利用のためにしか必要ない空港建設と闘い、米軍再編、有事立法の実体との闘いです。戦争に反対する人は三里塚闘争と結びつき、資本主義が延命するためには労働者を犠牲にしてかまわないといういまの体制と闘う人々は三里塚に結集していきましょう。

私たちは、いつでも現地に駆けつけて実力闘争を闘う態勢をもって、農地強奪攻撃との闘いを強めて行きたいと思います。三里塚(成田)の闘いを一人でも多くの人たちに知らせ、私たちと共に闘うことを呼びかけて行きたいと思います。障害者自立支援法との闘いは、国の無法による障害者抹殺との闘いです。その本質は三里塚農民にかけられている国の無法と同じものです。自立支援法による障害者の疎外・抑圧、抹殺という攻撃は資本主義が生き延びるためには、福祉を犠牲にしてかまわないというものでした。

また、「心神喪失等医療観察法」という保安処分の攻撃は、わずかな犯罪を防ぐためには、「精神障害者」を13人も自殺に追い込み、これからも自殺攻撃を続けてかまわないという「精神障害者」抹殺の攻撃です。その攻撃はまた、三里塚の攻撃と同じものです。資本主義が延命するためには、殺してもかまわない人がいる、延命するためには弱者を殺していくのだという、保安処分の攻撃は、三里塚の攻撃を許しておいては阻止することが出来ません。

私たちはいまひとつ大きな視点をもって、障害者自立支援法、「心神喪失等医療観察法」との闘いを普遍化していくことが必要なのでないでしょうか。

写真は上から空港敷地内の萩原さん、滑走路直下の廃村化攻撃と闘う鈴木さん、空港敷地内でいま農地取り上げ攻撃を受けている市東さんです。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2009年10月12日 (月)

脳死臓器移植法廃止を

0910101_2 10月10日に東京文京区民センターで、脳死臓器移植法に反対する集会があり参加してきました。50人くらいの障害者、労働者市民が集まりました。参加者からの発言が出来たので僕も発言してきました。僕の訴えたのは、「精神障害者」は生きる価値なき存在とされていることが脳死臓器移植法の思想とまったく同じだということです。「精神障害者」は心神喪失等医療観察法がすでに13人もの命を奪っているのにもかかわらず、何の反省も検討もされずに継続しているという攻撃を受けています。この法でわずかばかりの事件が防げるほうが、13人の命よりも重たいとされているのです。「精神障害者」の命は鴻毛より軽いと法律で決められているのです。脳死臓器移植法改悪の国会審議のなかで、「生とは脳が正常に働いていることだ」という陳述がなされ、何の問題視もされなかったということが起きています。脳死というのはその人が死んでいることを意味しているのではありません。「脳死判定基準」といういくつかのテストをすることでその人を死んだことにする手続きが行なわれるだけなのです。「脳死判定基準」では本当に脳が死んでいるのかどうかの判定は出来ません。その証拠が「長期脳死」という人たちが少なからずいることです。「長期脳死」の人たちは成長もするし家族の愛で包まれています。その人たちを死体だから移植臓器の材料とすることが許されるでしょうか。さらにはいわゆる植物状態という脳死でもない生を生きている人たちからの臓器移植も狙われています。植物状態というのは脳は完全に生きている人たちです。自分では発語できないけど、周りの音は聞こえているとも言われています。すでにアメリカでは植物状態の人からの移植が行なわれています。

臓器移植の「先進国」といわれる国では、脳死者でさえ足りず移植対象者をどんどん拡大しています。このような移植が行なわれる一方では、移植によらずに治療する技術が進展していません。移植は受けた側も一生拒否反応を抑える薬を飲み続けなければならず、また長生きも出来ていません。移植によらない治療の進歩が求められるのに移植が可能なばかりから、後景化されてしまっているのです。

ナチスドイツの単純な再現はないとか、よりスマートかされたナチズムが生まれて来るとか言われます。しかし、在特会等の右翼団体が街頭行動を繰り返しているのは、ナチズムの再現といわずになんといいうるでしょうか。ネット世界では「基地外」という独特の言い方で「精神障害者」差別がばっこしています。

私たちは脳死臓器移植法がそのような右翼団体と結びついたときに、恐るべき障害者抹殺攻撃が開始されることに警鐘を乱打しないといけません。脳死は死ではないという真実を広めていくのは私たちの仕事です。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2009年10月 5日 (月)

9・20集いの報告

9・20の「いまこそ『障害者自立支援法』の撤廃を求める集い」は101人の参加でした。

その日の朝刊一面には、長妻厚生労働大臣が自立支援法を廃止すると掲載されていました。集いは勝利感であふれ、さらに今後どういう制度を作っていくかを自ら問うものでした。

長妻発言は、怒りネットはもちろん、多くの障害者が自立支援法は廃止しかないとして活動してきた成果です。同時に、いままでは「反対・反対」でよかったものが、これからはどのような政策をするのか、自ら作っていかねばなりません。交渉の相手も厚労省の官僚ではなく、 民主党・社民党などの大臣、副大臣、政務官、議員となります。私たちの側に発想の転換が必要です。

集いの報告

 集いは司会挨拶に続いて主催者挨拶として怒りネット関西代表の住田雅清さんから寄せられた文章が読み上げられました。住田さんは、この間、阪神間の障害者が通える夜間高校の廃止に反対する闘いの西宮市の代表も務められていて、激務の中、体調を崩してしまい、あいにくこの日は外出することもままならない状態でした。

 続いて、さまざまな立場からの発言を受けました。
初めはヘルパーのFさんです。「研修で凛とした介護をするように言われた。障害者に感情移入してはならないという意味だ。障害者が金魚を飼いたいと言っても事業所には聞き入れられず、自分が趣味で飼うということにした。ALSという障害者の介護をしているが『文字盤ができなくなったら死んだも同然』と言うのに対して『まばたきで返してくれたらそれが会話です』と言うと、大きくまばたきを返してくれた。障害者が人として生きるために何ができるか考えて行きたい。」

 医療労働者として高槻医療福祉労組執行委員長のMさん。「介護労働者に一人15000円の交付金が出る。しかし、受け取れる人、受け取れない人が出た。人事考査をして後2年出るということにも毒があると思う。障害者の地域で生きる場を作って行きたい。」

 青い芝の会全国役員のKさん。「脳死臓器移植法に青い芝が反対してきたのは優生思想に満ちているからだ。障害者は殺しても良いという命の選別がある。自立支援法には支援費制度のときから反対している。誰もが介護できる人間だ。資格がなければ車椅子を押せないのか?町に出てアパート借りて学生の介護を人間関係の一つとして得てきた。自立支援法は労働を前提としての自立ということだ。稼ぐという健全者的な自立観だ。民主党になってどうなるか、障害者の声を出して、声の通った法律を作っていく必要がある。社会のために人間があるのではない。人間のために社会があるのだ。障害者も人間だ。」

介護保険当該のKさん。「介護保険を知らない人が多い。選挙でも介護保険のことを言う人はいなかった。弱者切りすての制度だ。老老介護で介護する人が倒れていく。民主党政権は後期高齢者医療制度、自立支援法を廃止した後にどうしてくれるのか。泣き寝入りはしない。」

 作業所の代表のTさん。「政権が変わって自立支援法が廃止されて良かった。問題はどういう制度を作るかだ。人として一緒に生きて行こうということをどう守るか。人によって生き方はいろいろある。それを制度として保障しろとやっていかなければならない。制度に縛られず、制度を作っていこう。」

怒りネットからの提起

怒りネット全国世話人の古賀さんより提起を受けました。
「ついに自立支援法を廃止できる。歴史的な闘いの勝利だ。自立支援法を廃止して、新たにどういうものを作るか。複雑な状況に、力量をはるかに超える闘いが必要だ。人間を人間とも思わない構造を変えなくてはならない。今年の10・30集会は「さよなら自立支援法」だ。民主党とも交渉を持っていかないといけない。われわれはこれがしたいんだと、地域で生活すること、障害者が生きていく保障ということをあいまいにせず、法に書き込ませなければならない。介助者に資格はいらないし、介助が時間的に細切れにされていることもおかしい。民主党が新たに作るという「福祉カード」がコンピューターによる管理にならないか心配だ。労働至上主義の問題もある。片方で職場をやめさせられた障害者は多い。人間は共同性を感じなかったら死んでしまう。小規模作業所にはそういう意味がある。施設からの外出介助が認められてこなかったのもおかしい。地域にどんどん出て行く構造にしないといけない。医療費は無料とすべきだ。所得保障も、労働者と一緒に要求する必要がある。いろいろな団体と話し合いながら、言いたいこと、やりたいことを突き出していこう。」

会場からの発言

休憩を挟んで後半は会場からの発言でした。
 市議会議員のKさん。「いまをチャンスとわれわれの運動を発展させよう。いままでは国の枠はめだから仕方ないと障害者雇用優先でない障害者関連事業が罷り通ってきた。障害者・高齢者の立場に立った施策を求めていく。」

 市議会議員のOさん。「定時制高校3校が廃止されて新設校を作るという動きがある。地域での共同性が奪われる。行きたいところへ行けるよう3校を守って行きたい。」

 Tさん。「平和市民集会に公園を貸さないという市長が落選して、新市長が平和集会をするというと市役所がいろいろな条件をつけてきた。市民実行委主催ということでやりたいことがやれるようになった。」

 Iさん。「住田さんは今日は体調不良で動けない。学力テスト体制で子どもにレッテルを貼っている。教員もテスト体制に組み込まれている。教育現場がどうなったか、上が変わったら変われるではなく変えるのはわれわれだ。」

 Wさん。「娘が最重度障害者です。長妻厚労相の廃止していくというのは廃止するとは違う。何時廃止されるのか、これからどういう政策が出るかは未知数だ。娘に一ヶ月7000円かかっている。送り迎えには1万5千円かかる。支援法は働かざるもの食うべからずという考え方だ。働く努力をしないものは福祉の対象外となる。民主党政権下で来年の参院選の結果によっては社民党はポイされるかもしれない。」

 K君。「就労支援の仕事をしている。障害者とかかわっていく上で逆に支援されている相互作用がある。同じ様に働いている障害者が最低賃金以下の時給400円、500円なのはおかしい。人が人らしくあるために差別抑圧をなくすためにがんばって行きたい。」

 Mさん。「ガイドヘルプを長くしている。責任だけ負わされてボロボロになっている。一生懸命やっても行き着くところがない。こういう組織で相談していきたい。」

 Fさん。「保護と年金です。Fさんに大変共鳴した。住む所を変わりたいが福祉のワーカーが引っ越し代金は出せないといっている。自立支援法で息苦しい。」

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2009年9月21日 (月)

9・20集いの速報

0909202_3 9・20の「いまこそ「障害者自立支援法」の撤廃を求める集い」は101人の参加を得て成功しました。

その日の朝刊いち面には、長妻厚生労働大臣が自立支援法を廃止すると掲載されており、集いでは、勝利感と、これからどう闘うのかという問題意識であふれました。

長妻発言は、怒りネットはもちろん、多くの障害者が自立支援法は廃止しかないとして活動してきた結果です。私たちの大きな戦果です。゛同時に、いままでは「反対・反対」でよかったものが、これからはどのような政策をするのかということを作っていかねばなりません。交渉の相手も厚労省の官僚ではなく、 民主党の議員、大臣、副大臣、政務官となります。

私たちの側の発想の転換が必要です。まだそれは十分には出来ていませんが、はじめることは出来ています。

9・20の集いから始めて、総括の中からいい政策を作っていくことが求められています。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2009年8月13日 (木)

8・9精神障害者懇談会

8月9日、「精神障害者懇談会」を開きました。保安処分病棟に反対する有志連絡会と兵庫県精神障害者連絡会の共催で、5・22の同主催による学習会の継続企画でした。「保安処分に至る日ごろのガマン、自殺に至る日ごろの我慢について語り合おう」という企画の主事でした。予想を超える10人の参加で話を聴きたいという労働者の参加もありました。僕は4,5人の小さな会を考えていたので予想を超える参加に対応できず、参加者の不満が出てしまったのは大いなる反省点です。参加者それぞれの日ごろの我慢ということが言いっぱなしになってしまい、「これではひょうせいれんとかわりがない」という意見が出ましたが、きちんと対応できませんでした。

初めてこういう当事者のの会合に参加した方から「次回もまた来たい」という感想が出されたのはよかった点です。そこで次回は12月をめどにして再度開催し、今回の反省点を踏まえて、一人ひとりのガマンをきちんと向き合い、深めて、保安処分に繋がる日ごろのガマン、自殺に繋がる日ごろのガマンというテーマの設定にふさわしく深めていくということを考えていきたいところです。

アドバイザーとして参加していただいた精神科医の柴田ドクターからは、的確なアドバイスをいただきました。患者の集まりに精神科医に参加してもらうというのには、医師の考えが先行しないかという一抹の不安も合ったのですが、そんな不安はまったく必要の無いものでした。初めての参加者も良いアドバイスに感心していました。柴田ドクターにはご足労願い本当にありがとうございました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年8月 7日 (金)

8・6ヒロシマに行ってきました

090806

8・6広島に行ってきました。≪8.6ヒロシマ平和の夕べ≫という集まりでした。300席の会場が埋まり、空席もありますが後ろに立ってみていた人も多かったので、ほぼ300人近くの集まりでした。

元国立市長の上原公子さんが司会をつとめ、メインは元被爆者青年同盟の河野美代子さんです。元破壊活動防止法被告だった青木忠さん、爆心地から700メートルで被爆した米澤てつ志さん、原発いらん山口ネットワークの三浦翠さん、京大原子炉実験所の元講師の小林圭二さんからも発言がありました。

河野さんは、戦後の言論統制の中で被爆者が声を出し続けた闘いが今日に続いているといわれ、被爆者青年同盟として自分の親に被爆の実態を聞くこと、親になぜヒロシマに原爆が投下されたのか加害の歴史を語ることを使命とされたそうです。

河野さんは田母神元航空幕僚長が「慰霊祭のヒロシマに行って核武装の必要性を言う」と発言してヒロシマに乗り込んで講演会をしていることをとくに強く批判しました。改憲・核武装を主張している「日本会議」の主催による挑戦的な集会です。彼らの中で大きな勢力である統一教会(原理研)は、PTAの中にも入り込み役職を占めることで、平和教育、人権教育、性教育を「偏向」だと槍玉に挙げることで文科省のお先棒を担いでいるそうです。

慰霊式典の子どもたちの誓いの言葉に感動したといわれ、慰霊碑に刻まれている峠三吉の墓標という詩を読み上げて話を終わりました。

青木さんは故郷の因島空襲のことも知らずに反戦を言っていたことを空疎だったと言われ、公の記録ではほとんど死者が出なかったといわれていることの実態を調べたそうです。当時、1万人の働く日立造船の工場があり、そこを狙った空襲で大きな被害が出たそうです。

米澤さんのお話を聞くのは3回目だったのですが今回は「反戦老人クラブ」を作ろうとしているといわれていました。笑い声が出たのですが、僕も後12年もしたら老人の域に入ります。笑い事ではありません。

三浦さんは1982年に原発が計画されて以来反原発で闘っておられるそうです。祝島は絶対にあきらめないと結ばれました。

小林さんは原子力の平和利用など無いと語られました。

すべてのまとめは僕の印象によるものなのでご本人の中心として言いたかったこととは違うかもしれません。とくに河野さんの言いたかったことは違うと思うのですが、田母神と日本会議、統一教会というフレーズが強く印象に残りました。慰霊の日、多くの人の命日に来て泥を投げつけるようなやり方の無神経さの中に彼らの持つ人間性に対する攻撃性が良く現れています。

話の脈略ではないのですが、河野さんの映されたスライドの中に、慰霊碑を拝むチェ・ゲバラのものがあり、ゲバラファンの僕としてはいたく感動しました。感動といえば、日大全共闘の秋田明大さんが会場に来ておられるという紹介があり、立ち上がり挨拶されたのですが、ちょうど会場の反対側で遠すぎて顔が分からなかったのが残念でした。また知花昌一さんも紹介されました。

アメリカに従順なことで延命している自公政権も終わります。労働組合の「連合」が支持しているからといって民主党が労働者の代表な訳ではありません。民主党もアメリカ従属をすることで「政権交代可能な」ブルジョワ政党としての正体をさらそうとすることでしょう。僕たちは民主党の裏切りを許さず、来年の改憲のための国民投票法施行のなかで民主党に9条改憲をさせないための大衆闘争を地道につくっていくことが対抗策です。民主党をして裏切りたくても裏切れない労働者や被差別民衆の自己解放的な闘いをつくっていくことです。

9月20日には≪今こそ「障害者自立支援法」の撤廃を求める集い≫があり、27日には三里塚空港(成田空港)、関西新空港の軍事利用を許さぬ関西集会があり、10・11には三里塚現地闘争があります。これら一つ一つの闘いを地道に組織化していくことが、憲法9条改悪を許さぬ闘いだと思います。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年8月 3日 (月)

医療観察法の来年の「見直し」・改悪を許さず、廃止へ!

 

医療観察法の来年の「見直し」・改悪を許さず、廃止へ!

「なくせ!差別と拘禁の医療観察法7・26全国集会」報告

                                                

                                心神喪失者等医療観察法をなくす会

                 国立武蔵病院(精神)強制・隔離入院施設問題を考える会

         心神喪失者等医療観察法(予防拘禁法)を許すな!ネットワークほか

 医療観察法はこの7月で05年の施行から4年が経過しました。この間にこの法の強制治療下で12名(入院中3名、通院中9名)が自殺に追い込まれました。国がいかにこの法を「医療法」などと言いくるめようとも、施行後の運用実態は、この法が精神障害者差別の保安処分法であることを明らかにしてきました。

 2010年の「見直し」を1年後に控えた今年の「なくせ!差別と拘禁の医療観察法7・26全国集会」は、「心神喪失者等医療観察法をなくす会」「国立武蔵病院(精神)強制・隔離入院施設問題を考える会」「心神喪失者等医療観察法(予防拘禁法)を許すな!ネットワーク」他の4者による共催で、池袋の東京芸術劇場で開催されました。

 司会は神谷利行さん(当事者、「ネットワーク」)と池原毅和さん(弁護士、「なくす会」)。池原さんによるスライドを使った医療観察法の解説と批判から開始し、「医療観察法の実態を暴く」と題するリレートークⅠへ。この法の対象にさせられたAさん、自殺問題について保安処分病棟に反対する連絡会の高見元博さん、精神科医の立場から富田三樹生さん、法的な批判を広島県弁護士会の足立修一さん、拷問禁止・人権規約からの批判を人権市民会議の山崎公士さんと、5人の方々から語っていただきました。

休憩をはさみ、自ら作詞・作曲された歌を石澤健さん、カンパアピールを連帯労組・成増厚生病院の渡辺乾さん、医療観察法廃止への攻防状況報告をネットワーク代表の龍眼さんからいただき、後半のリレートークⅡへ。医療観察法の対象にさせられた北海道のBさんによるピアノ演奏をまじえたビデオ・アピールをはさんでの全国から参加・賛同された方々のトークです。北海道の伊藤哲寛さん、仙台の白澤英勝さん、東京の金杉和夫さんの3名の精神科医、青森県精神障害者連合会の桐原尚之さん、京都ユーザーネットワークの坂根輝吉さん、大阪ぼちぼちクラブの津田誠大さん、東京の七瀬タロウさんの4名の当事者、それに北海道のすみれ会の太田隆男さん、全障連関東ブロックの八ツ柳卓史さん、都立松沢病院職員の中田孝行さんと、10名の方がそれぞれの立場から、今後の廃止への展望と闘い方等、思い思いのトークがなされました。

そして、弁護士の大杉光子さん読み上げによる集会決議文を満場の拍手で採択。最後に岡田靖雄さん(精神科医、考える会)から、9月6日にネットワーク連続学習・討論会と7.26全国集会実行委総括会議を開くこと、10月に厚労省・法務省交渉と院内集会を勝ち取ること、そして11月21日(土)なくす会の総会、11月22日(日)ネットワーク総会と全国集会を開催するとの提起を含めたまとめがなされ、司会のシュプレヒコールで集会は締めくくられました。

 昨年の「なくそう!差別と拘禁の医療観察法11/24全国集会」は、昨年7月に結成された「なくす会」が新たに加わった3者主催で開催され、廃止に向けた闘いの大きな一歩を踏み出すものとなりました。以降、共同声明「私たちは医療観察法の廃止を求めます」運動を展開してきました。

今回の集会は、ビデオ・アピールや歌、それに多くの方々のリレートークなど、参加された110名を越える仲間たちの熱い思いが会場に伝わり、廃止への闘いがこの半年間で更に前進していることを確信させてくれる集会となりました。国はいま、破綻している法をなりふりかまわない手法で繕いながら、法の維持、拡大・強化を狙っています。国の目論見を許すわけにはいきません。この法の来年の「見直し」・改悪を許さず、廃止への闘いを更に全力で闘っていきましょう。結集・賛同してくださったすべての方々に感謝し、更なる方々の闘いへの参加・取り組みを心より要請するしだいです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年7月28日 (火)

心神喪失等医療観察法をなくす集会

090726_2 7月26日東京芸術劇場にて、「なくせ!差別と拘禁の医療観察法全国集会」が開かれた。

心神喪失等医療観察法をなくすという一点での共闘を実現した集会だ。集会は民主党支持者から左翼党派まで幅の広い共闘が、一点共闘の元に集結した。120人で会場を満杯にした。

集会の前半は「精神障害者」自身が司会を勤めた。医療観察法によって収容された当事者が発言し、収容施設での体験を語った。淡々と語られる中身が法を糾弾するものだった。二番目の発言として僕が発言した。収容施設の自殺者についての報告を行なった。「重厚な医療を施す」といううたい文句とは裏腹の「絶望製造工場」となっている保安施設で通院を含めて12人の自殺者が出ている。きわめて高率な自殺だ。法とシステムに矛盾があるに違いない。自殺した人の思いを我が物として医療観察法をなくして行こうと訴えた。続いて精神神経学会理事の富田さん、法学者の足立さんが、拷問をなくしていく会の方がそれぞれの立場から法をなくしていこうと訴えた。

後半は基調報告やフリートークで各地から参加した「精神障害者」などの発言があった。こもごもに語られる中身が法をなくすという一点での共闘ということを照らし出し、さまざまな幅の広い立場から、法をなくしていくんだという意思を表明した。発言には、これから民主党政権が出来ていったりするなかで「なくすという一点で」結集し続けることの重要性を訴えるものや、法をなくす市民立法を考えているという「精神障害者」からの訴えもあった。

民主党はマニュフェストでも心神喪失等医療観察法のことは触れていない。法の成立時に反対したからといって、すでに稼動している法をなくす立場に立っているとあらかじめ決め付けることは出来ない。法をなくす立場に民主党・社民党・国民新党の議員を一人一人獲得していかねばならない。これから開く予定の院内集会も重要だ。

法が約束した、「重厚な医療」も、「車の両輪としての精神医療の底上げ」も嘘だった。このような悪法は廃止しかない。廃止という一点の共闘をさらに深めていくことが求められている。進もう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年7月16日 (木)

近畿支社抗議行動

090715

昨日7月15日、郵便局会社近畿支社に行ってきました。もちろん郵便を出しにいったのではなく、郵便局会社に抗議するためです。僕のライフワークとして、「障害者」解放運動と共に、自分の解雇撤回闘争と絡めて、郵便局会社の利潤追求のためならどんな非道なこともする悪辣さを許さない闘いというものがあります。僕の首を切ったのは郵政省ですが、その時の利潤追求の役に立たない「精神障害者」を職場から排除するという体質は、民営化されてさらにあくどくなっています。現役の「精神障害」労働者に対する締め付けは激しいものがあります。一日でも休むと休職処分をおそれてゆっくり休めないという状況であり、病気を治療する環境ではありません。首になる「精神障害者」も後をたちません。

15日の抗議行動は、「人事交流=強制配転に反対する近畿郵政労働者の会」の主催で緊急闘争であったにもかかわらず10人集まりました。何に抗議したのかといえば、郵便小包会社が郵便局会社から完全に切り離され、日通ペリカン便と合体してJPエクスプレスという新会社になります。宅配便業界3位と4位の統合ですが、いずれの会社にとっても赤字部門であり、本体としては厄介払いというところです。だから新会社の労働条件は民営化後ひどくなった郵便局会社のそれよりもさらにひどいものです。年間労働時間は11日増え、定期昇給はなく、午後の休憩時間もないというものです。実質的な賃下げであり、定期昇給がないので本体の労働者とは年々格差が広がります。出向は義務とされています。また、期間雇用職員という非正規雇用労働者に対する雇い止めも行われます。

こんなにひどい条件であるにもかかわらず、最大労働組合であるJP労組はそれらの条件に合意しており、出向を拒否する社員に対しては組合が説得するとまで言っています。「生産性向上に寄与する」と宣言している労働組合らしい惨状です。

ただ、郵便局会社の出した10月1日分離案が総務省によって拒否されるということがおきています。小包の値上げが伴っているからだといわれています。当初予定の10月1日分離独立という郵便局会社のプランが破綻しています。

強制配転に反対する会は、闘わない労働組合になりかわってこの日の抗議闘争を闘いぬきました。僕も発言を求められたので、自分の解雇撤回、現場の「精神障害」労働者の状況を糾し、障害低料第三種郵便への不当な規制強化はJPエクスプレスに現われた郵便局会社の利潤第一という体質を糾しました。民営化されれたから公益性を排除して良いということにはなりません。僕の発言は、反対する会のメンバーから温かく迎えられました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年5月29日 (金)

「心神喪失等医療観察法」撤廃集会に52人参加

               兵庫県精神障害者連絡会・高見元博

兵庫県で行われた、「心神喪失等医療観察法撤廃の集い」に52人の「精神障害者」や労働者が参加しました。集いは、保安処分病棟に反対する有志連絡会の主催、兵庫県精神障害者連絡会の共催です。「肥前病院自殺事件から収容所列島日本を問う」と題した学習集会です

 集いは兵庫県精神障害者連絡会の高見から医療観察法の概要、自殺事件の概要の報告、社会的入院の解消に関する政府のペテンの報告をしました。昨年の学習会以降、御遺族と連絡がつき、また発病原因が自衛隊内のでいじめとわかりました。医療観察法は「再犯予測はきわめて難しい」と認めながら事実上は再犯予測をするという矛盾、政府やマスコミが「精神障害者」は危険だというキャンペーンを行ったがそれがいかに事実に反しているかを数字を挙げて具体的に示しました。その後、若干の質疑をした後、兵庫県立光風病院精神科医師の柴田明さんのお話を受けました。

 柴田さんの発言の要旨は以下のものです。

近代精神医療は保安処分に流れる傾向

 「精神医療というのは、明治以降、医療より保安的流れが先だった。うちの病院の創立には警察(内務省)が関与している。近代精神医療は、ほっておくと保安処分に流れてしまう傾向があり、注意が必要です。

医療観察法では強制通院処遇の決定でありながら精神病院に入院という、一般の人が理解できない判定があります。通院処遇なのにどうして入院という話が通るのでしょう?保安処分が医療の装いをしている医療観察法のほころびがそこに出ています。『通院』を保安処分施設への通所命令と置き直すとハッキリします。医療の衣を被せる前の姿がそこに出て来ます。

医療の場にいると、医療観察法にはだましの流れがあるのが分かります。再犯予測が出来ないのに出来ると読み誤って作成した法律なので細部に無理があります。法を通すときは『再犯予測は極めて困難』と認めながらごまかして、表面の言葉を取り繕って通してしまった。根拠が180度変わっても構成は全く同じというのは変です。そもそもがうさんくさい出来方で、その影響があちこちに波及してゆきます。まず県です。うちの病院にも、利益になるから指定入院機関を受けるように打診があった。しかし、利益は保証されていないことが途中で分かり、危うく国に県がだまされるところでした。国のだましはさらに続きます。次は指定通院機関の話です。国は途中でこそっと条件を変えました。訪問看護が必要だと後出しで入れてきた。たまたま見つけて、訪問看護ステーションはないのでできないと言うと、『訪問看護ステーションの名前だけ書いておいてください。黙っていれば分かりませんから』と私たちにだましをやらそうとしてきた。それはさすがに出来ないでしょうと断ると、ある訪問看護ステーションを指名して、そこに無理矢理させるやり方をしてきました。そのようなだましの流れがあります。それが今回の自殺事件の処理で、ついに医療現場まで波及してきたのです。うちの病院でも自殺はあったが、患者に死なれたら医者は落ち込んで悔やむものです。信頼関係はあったと開き直らずに、真摯に事件を受け止めるのが普通です。今回の自殺に関して第3者機関が医療上の問題はないし信頼関係もあったと言いきっている。信頼関係は患者側が言うもので医療側が言うべきことではない。

医療のモラルの崩壊

以下は私の推測を交えた考えです。今厚労省としては、医療観察法に非があることを認めるわけに行かないし、医療観察法を担っている医師を傷つけるわけに行かない。医療観察法を担っている関係者に、決められたチェックリストを手順通りたどっていれば患者が自殺しても、信頼関係まで含めて問題ないことになるのですよ、と強いメッセージを送ろうとしたのですね。患者との関係より、チェックリストの手順を追えばいい、その方が大事だと。医療の普通の受け止め方を厚労省が医療観察法を守るために歪めたわけです。それに麻痺させられてしまうと医師のモラルを崩壊させる危険な話です。

 この事件では、入院後、職場であり発病原因だった自衛隊のことを自殺した患者が言っても取り合ってもらえなかったのではないか。反省が先、起こした事件が問題だとされてしまったのではないか。妄想として病気扱いされたかも知れない。医療内容が公開されないので永久にチェックが入らない仕組みになっている。この方の自殺に至る深い絶望には、医療観察法の仕組みが関与している。それは第三者機関の結論の出し方に象徴されている。『信頼関係はあった。何の問題もない』と。追い込まれた側の言い分はシステム的に圧殺されました。真相は公開されず、そんな結論で締めくくられる以上、医療観察法に対する不信感は益々強くなる。

 この方の発病にいたる自衛隊時代の苦しみ、発病、自衛隊に対する思い、入院処遇への無念の思いを汲んでいかないといけない。医療観察法の問題を批判する根拠としてこの方の自殺を記憶にとどめておかないといけない。この方の親の無念の思い、亡くなった方の無念を晴らすためにも医療観察法を廃止にもっていきたい」

「医療観察法」は保安処分

討議では、柴田さんから「処罰的にではなく、苦しんでいる人を医者として楽にする、幸せにすることが出来ないか、見通しを与えながら、どう生きるかを提示していきたい。」「病を抱えた人間の生き方を模索する、しんどさを共感していくことてはないか。若い医者は薬で病を抽象化して対処する人が多い。入院させればよくなるという根拠のない発想だ。何十年も入っている人がおり入院させれば良いということはない。」とまとめられました。

討議では「医療観察法は医療で対応するからよい法律だと思っていた。しかし、自殺があり保安処分だとするとよくないと思う」という意見や、「高見の方から精神病院の解体と言われたが、精神病院は必要ではないか」という意見がありました。これに対しては高見から「20年30年と収容されているあり方を解体しないといけない。イタリアで「自由こそ治療だ」というスローガンで精神病院が解体された。しんどいときに休む場所は必要だが」と答えました。その他にも、熱心な議論がなされました。参加した「精神障害者」や労働者は医療観察法の問題性から「精神医療の問題性」にも思いをはせる学習会となりました。「精神障害者」の生き方を模索する、生き様に思いをいたす学習会などを今後企画して行きたいと思います。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年5月27日 (水)

医療観察法撤廃の集い

22日の学習会へは52人が参加しました。「心神喪失等医療観察法撤廃の集い・肥前病院自殺事件から収容所列島日本を問う」学習集会です。詳報は後に書きます。

二つの労働組合が組織参加していただきました。同日国鉄1047名解雇撤回集会があり2つの労組も分散して参加したため本来ならもっと多い参加が見込めたところです。

ひょうせいれん始め大阪の「精神障害者」も多数参加し、熱心な討議で時間が足りなかったくらいです。

同日に行われるはずだった精神神経学会がインフルエンザの関係で中止になり、その流れで参加していただくはずたったかたがたに参加してもらえなかったのは残念でした。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年5月23日 (土)

集会速報

医療観察法撤廃の集い・肥前病院自殺事件から収容所列島日本を問う、学習集会は各地から52人の参加を得て盛り上がったものとなりました。兵庫県立光風病院の柴田明医師のお話を軸に質疑討論も活発に行われ、医療観察法が保安処分に他ならないことが浮かび上がりました。

医療を施すから良い制度だと思っていたが自殺者が出たということで、おかしいと思ったという参加者の感想が出て、さらに学習を深めるものとなりました。

詳報は追って書きます。とりあえずは集会の成功を報告するのみとします。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年5月11日 (月)

門真3中処分に反対しよう

090510 5月10日に子どもの人権を守ろう。門真3中への「君が代」処分をただす会結成集会が開かれ、関西各地から120人が参加しました。

産経新聞、週刊新潮という右翼マスコミの扇動に乗った君が代処分をただすべく、公平審査と裁判を闘う陣形を築くための集まりです。東京から君が代処分で休職6ヶ月という処分を受けた当該の河原井さんも駆けつけ、ともに闘う挨拶をされました。

門真3中処分とは、昨年の卒業式に3年の担任団と一人を除く卒業する生徒全員が君が代斉唱に抗議して着席したことに対するものです。教育委員会は、子ども達が着席したのは担任団による指導として、重い処分をしようとしました。しかし、子どもたちの着席は子どもの主体的考えによるものである事実が明らかになり、比較的に軽い一人に対する訓告処分と、残りの人へは注意処分に留まりました。しかし訓告処分も実害のあるものであり、容認することは出来ません。処分恫喝によって起立させようとすること自体が大問題です。

門真3中では今年の卒業式を前にした職員会議で、8人が君が代斉唱に反対する意見を述べるなど不屈に闘っています。訓告処分を受けた方は今年も不起立を貫きました。

子どもたちに対する国家主義教育に対して断固として許さないという闘いが求められています。君が代不起立はその先鋭的闘いですが、誰にでも出来る闘いです。大阪府下では不起立者はたくさんいます。それを門真3中に対して処分が集中したのはサンケイなどの右翼ジャーナルの扇動によるものですが、これが当たり前になってしまえば他の学校にも波及します。その意味では最初の処分である門真3中処分に対して、これを許さない陣形を築くことが必要です。この日の集まりに留まらず、さらに会員を拡大しながら、広範な闘争陣形を作っていきましょう。

学校を国家主義教育の場にしようとする支配者たちの思惑に対して、自主的の物事を考えることの出来る子供たちを育てることこそが民主主義の基本です。民主主義対国家主義の対決が今学校をめぐっておきています。教師たち、子どもたちを孤立させることなく、民主主義教育を求めて闘っていきましょう。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2009年3月16日 (月)

3・15反基地、三里塚集会

3月15日に、三里塚と全国の反基地闘争をつなぐ集会がもたれました。 三里塚からは空港建設予定地敷地内の萩原さん、沖縄から知花昌一さん、岩国基地に反対する住民の会代表の大川さんが参加され、それぞれの反基地闘争の意義を述べるとともに全国の反基地闘争の連帯を述べられました。三里塚闘争が全国の反基地闘争と結びつき、新たな発展の方向性が明確になりました。その意義は大きいものがあると思います。全国の反基地闘争は、アフガニスタン、北朝鮮を敵国とした米軍の世界的再編との闘いの最前線です。三里塚もその一環として空港建設が進んでいます。一方で農民の闘いが空港・基地建設を阻んでいる重要な闘いでもあります。

三里塚では、空港建設を阻んでいる敷地内に存在する現闘本部を強制的に取り上げる裁判で、国家意思として反動的な訴訟指揮があり、強制的に取り上げる判決が予想されます。いよいよ三里塚で用地の強制に抗する人民の実力闘争の時が来ました。かつて砦を作り抵抗した闘いが再現されようとしています。成田特別法で砦建設は難しくなっています。であるならば人民の砦で強制取り上げと闘う時です。

裁判において反動判決を許さない取り組みがあります。反対同盟から反動判決と反動的で国家意思をむき出しにした訴訟指揮をゆるさない裁判闘争が呼びかけられています。可能な方は全国各地から千葉地裁に結集して闘いましょう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年2月 3日 (火)

輝け憲法集会

0902011

2月1日に「輝け憲法」という集会があり参加してきました。社民党元党首の土井たかこさんの講演をメインとした集会でした。

門真三中の君が代不起立の闘いの報告があり面白いものでした。門真三中では君が代斉唱に対して教師全員とほとんどの中学生が起立せずに抗議の意思を示しました。それに対して産経新聞が反動的なキャンペーンを行い、市教委・校長による業務命令で起立を強制する中で、不起立を貫いている教育労働者からの報告でした。処分が不可避とされるなか、戦争非協力の意志を貫いておられることはすばらしい闘いだと思います。

集会には480人が集まり0902012 憲法改悪を許さないという意思をしるしました。憲法集会にはつきものの右翼の街宣車が集会場の周囲を回っており、憲法を守るというだけで肉体的激突不可避という構図がはつきりとありました。

労働組合が集会防衛隊を組織していました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年12月26日 (金)

老齢加算・母子加算廃止に対する広島地裁判決に関する共同声明

 昨日、広島地裁民事第3部は、生活保護を利用する高齢者、母子世帯が国によって廃止された老齢加算ないし母子加算の復活を求めて提起した行政処分取消訴訟において、厚生労働大臣の告示を受けて各自治体が行った保護変更決定の違法性を認めることなく、原告らの請求を棄却する判決を言い渡した。

 生活保護は、憲法25条に基づき、生存権を保障している。老齢加算及び母子加算のいずれの加算とも、高齢者ないし一人親世帯に対して「健康で文化的な最低限度の生活」を保障するために支給されてきたものである。ところが、厚生労働大臣は、「経済財政運営と構造改革に関する基本方針2003(骨太の方針2003)」、「骨太の方針2006」等を受けて、老齢加算及び母子加算の段階的な廃止を進めてきた。生活保護を実施する各自治体は、厚生労働大臣の告示に従って老齢加算及び母子加算を減額する保護変更決定を行ったのである。

 しかし、いま、我が国では、「ワーキングプア」と呼ばれる人たちが増大し、格差と貧困が急速に拡大している。世界金融危機を契機とした大企業による「派遣切り」の嵐が吹き荒れ始めており、労働市場から放り出された人々が、住居を失い、文字通り路頭に迷わされようとしている。最後のセーフティネットである生活保護の役割は非常に重要なものとなっており、「骨太の方針2006」等に基づく社会保障費の削減政策に対して見直しを求める市民の声が日を追う毎に広がっている。世論はいま、生活の底上げを強く求めているのである。

このような状況において、裁判所には、人権保障の最後の砦として、市民の声を踏まえた判断が期待されていた。ところが、昨日の判決は、生活の底上げを求める市民の声に背を向けた。司法の役割を放棄して、厚生労働大臣の裁量を広く認め、原告らの生活実態には一切言及することなく、原告らの請求を棄却した。今回の判決は、生活保護の漏給が多いなかで、低所得世帯が生活に困窮して必死に生活費を切り詰めている実態、とりわけ多くの母子世帯が最低生活費以下の生活を強いられている厳しい実態を正しく認識することなく、低所得世帯との比較による生活保護基準の引き下げを是認するものであり、貧困スパイラルを助長させる極めて不当な判決であると言わざるを得ない。

闘いはこれからである。私たちは、老齢加算及び母子加算の廃止について審理を行っている全国各地の裁判所に対し、市民の声に耳を傾け、人権保障の最後の砦としての役割を全うすることを強く求めるものである。また、私たちは、国に対して、速やかに老齢加算及び母子加算の復活ないしそれに代わる措置を講ずるとともに、社会保障費の削減政策を撤回し、失業対策、多重債務者対策、野宿者対策等、貧困にあえぐ市民生活全般の底上げへと政策転換することを強く求めるものである。そして、私たちは、貧困の実態を直視し、連帯して、すべての市民に対して等しく「健康で文化的な最低限度の生活」が保障される社会の実現を目指し、生活底上げのための活動を継続していくことをここに表明する。

2008年12月26日

NPO法人しんぐるまざあず・ふぉーらむ(理事 赤石千衣子)
生活保護問題対策全国会議(代表幹事 尾藤廣喜)
全国クレジット・サラ金問題対策協議会(代表幹事 木村達也)
全国生活保護裁判連絡会(共同代表 藤原精吾)
反貧困ネットワーク(代表 宇都宮健児)
ホームレス法的支援者交流会(共同代表 木原万樹子/後閑一博)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

生活保護ネットの取り組み

以下に、生活保護ネットの方の取り組みの報告を掲載します。これ以外にも、「ホームレスであることを理由として生活保護の支給をしないことは無い」という東京都の通達も同ネットに流れています。ホームレスであっても生活保護を受けられるという通達で、これが本来の生活保護の法規則に沿った扱いということでした。現場で「ホームレスであれば生活保護は支給できない」という対応をされることがあるようですが、それは法規則に反しているそうです。

『年越し電話相談会に相談された方、2名、同行申請してきました。

① 派遣切りで12月20日に寮を追い出され、熊谷のネットカフェやマクドナルドを渡り歩いていた44歳男性、所持金100円。ハローワークに行ったところ、窓口職員が電話相談会のことを教えてくれ、電話した。
② 3月にロッテ狭山工場の派遣を辞め寮を出て、ウィークリーマンションに移った後も、仕事が見付からず、所持金が減り、家賃も払えなくなり、8月から大宮公園で野宿しながらハローワークに通う55歳男性。

2人とも、さいたま市大宮区で生活保護申請し、夕方4時ころにはアパートに入居することができました。
大宮区の福祉事務所では、こちららか言い出す前に、「寒くはないですか。就職活動に着ていく服はありますか。衣服費を出せますよ。」「布団代も出せますよ。」などと言ってくれ、私が今まで同行したケースの中で、もっともやさしく丁寧な対応でした。
即アパート入居となったのは、年越し相談の新聞記事を見て、「困った人がいたら、礼金・敷金は後でいいから、すぐに入居していい。」と連絡されてきた大家さんのお陰です。この大家さんは、ほっとポットの藤田さんが私に紹介してくれました。
所持金100円の彼は、社協から3万円の貸付を受けられ、何とか年は越せます。

2人とも、久しぶりに、ゆっくり休めることになりました。
ハロワーク職員の情報提供、大家さんの善意などがつながった結果です。

派遣切りの彼は、「突然、首になってしまう、こんな働き方はもう絶対嫌だ。次は、必ず、派遣以外の仕事に就き、がんばってやっていきます。」と言っていました。
そういう彼の意欲を打ち砕くような雇用破壊の現実を何とかしなければなりませんよね。』

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2008年11月27日 (木)

「心神喪失等医療観察法」の廃止の全国集会に参加して

11月24日に東京・南部労政会館にて、「医療観察法をなくす会」などの主催する、心神喪失等医療観察法の廃止を求める集会が開かれたので参加してきました。120人の参加で、東京のみならず全国各地から「精神障害者」、精神科医、弁護士や多数の労働者が参加しました。2005年に施行された医療観察法は2010年に見直しの時期を迎えます。政府がより改悪を狙うのに対して、法の廃止を求めるための集会でした。医療観察法は刑事事件を起こして「心神喪失」か「心神耗弱」を理由に刑務所に行かな0811241_3 かった人を精神病院に併設された特殊病棟に収容するという法律です。その収容の根拠は「一度犯罪をした『精神障害者』は再犯を繰り返す」という何の根拠もないでっち上げです。

集会には医療観察法で収容された当該とその母親、別の当該の母親が参加し発言しました。一人の方は、北海道の人ですが、東京の国立武蔵病院に収容され、そこでこの法の適用の必要はないとして解放されました。ところが病院の門前に放り出され、どのようにして北海道まで帰ったら良いのかも分からず所持金もなく、途方にくれました。東京の弁護士と連絡がつき、なんとか帰ることができたそうです。

もう一人の方は、駐車の仕方をめぐってトラブルになりけんかになったというものですが、そんなことで収容されるならいったい何人が収容されなければならないことか。拘置所に収容されていた20日余りの間と鑑定入院の約2ヶ月間に薬をまともにもらえず症状がきわめて悪くなったそうです。その苦痛は想像に難くありません。

その後各地から参加した「精神障害者」たちが発言しました。私も肥前精神医療センターの自殺事件を糾弾するアピールをしました。

集会のかなりの時間をとって、『国際条約からして「精神障害者」の拘禁は不当なものだ』という発言がありました。ここでもレジメには「合理的配慮」の問題が書かれていました。「障害者権利条約」には「合理的配慮」の名の下に「受忍すべき差別」があると書かれています。差別には我慢しなければならないものがあるということです。我慢させられる本人にとってはたまらないことです。このような限界性のある条約を根拠にするのではなく人間としての権利を根拠にしないと、本当に法をなくしたり、差別を許さないということにはならないと思いました。

| | コメント (1) | トラックバック (1)

2008年11月 1日 (土)

10.31集会の写真

会場内0810311 0810312 0810313

国会前のデモ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

10・31民衆の怒りの決起

10・31東京都千代田区の日比谷野音で開催された障害者自立支援法集会は、「もうやめようよ」という集会タイトルに象徴されるように法の廃止と新制度を求めるものとなった。集会には6500人が参加、会場の野音は歩くのも困難なほどの人で埋めつくされた。政党挨拶では、公明党国会議員が、必死になって『如何に軽減措置をとってきたか』を力説し、逆にこの制度がいかにひどいものであるのかを浮かび上がらせた。社民党の保坂議員は『法の廃止しかない』ときっぱり言い切り大きな拍手を浴びた。他にも共産党や国民新党も廃止の立場で発言した。
障害者の発言に移り、みんな口々にこんなひどい法律は廃止しかない、ということをそれぞれの立場から述べた。北海道から沖縄までの発言があり、各障害者からの発言があり、この制度では「障害者」と認定されていない難病者からも発言があった。発言者の怒りは制限がなく、解き放たれたかのようだった。
反貧困の闘いでもそうだが、政党・党派とはまったく無関係なところから民衆が怒りの決起を始めている。政党・党派が置いてけぼりにされている情勢なのだ。民衆は指導されないと決起しないという古い型にはめた民衆観ではまったく闘えない情勢なのだ。それどころか民衆から見放されて屑箱行きになるしかない。そのことに気がついた者がようやく情勢に間に合ったといえる。唯我独尊のヒエラルキーで発想し、上意下達で民衆を党の下に置くような民衆観はこれからもっとはっきりと見放されていくしかない。
この日怒りネットは30人で参加し、怒りネット関西からも10人が参加した。新たなうねりとなって決起を開始した民衆の怒りにおていけぼりにされないように、僕らも怒りを解き放つことだ。僕らはようやく間に合ったといえる。民衆から信頼されるようになるのはまったくこれからの課題だ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年10月27日 (月)

ともに生きるⅢ

「ともに生きる」Ⅲは発行が少し遅れます。関西障害者定期刊行物協会の冊子として発行する予定でいるのですが題号を新たに登録しないといけないことがわかりました。この手続きは郵便事業会社に申請するのですが認可に時間がかかるのです。約1ヶ月か1ヵ月半は見ないといけないそうです。11月30日の交流会に間に合わせるように事務仕事を進めてきたのですが、それには間に合いそうもありません。題号をとらないといけないということに気がつかなかったということなのですが、よろしくご了解ください。

その代わりということではないですが、保安処分病棟に反対する有志連絡会の臨時号、「肥前精神医療センターの自殺事件を問う」という冊子が発行されます。保安処分病棟入院患者の自殺事件を通して、保安処分とは何なのかを考えていくようなものとして発行します。A5版100ページくらいのものです。定価は未定ですが500円くらいになると思います。共生舎で扱いますので発行の時にはぜひご購入ください。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年10月 6日 (月)

成田農民の闘い

081051 081052

10月5日は千葉県成田市で成田空港建設による農地取り上げと闘う農民の集会がありました。写真上は農地取り上げの対象となっている市東孝雄さんと共に闘う会のメンバーです。発言しているのが市東さん。

成田空港はまったく資本家の利益だけを追求して建設されてきたものです。アジアのハブ空港を目指すというのも、国際帝国主義の争いの中で一人勝ちをしようということです。また、朝鮮をにらんで戦争体制を作ろうというときに成田空港は中軸をなしています。「有事法制ができないと軍事使用はできない」と言って成田闘争に敵対した党派もありましたが、とんだたわけです。

資本家の利益のために農民は犠牲になれというのが成田空港建設であり、農民と労働者は生きていくべきは農民だと言って建設に反対してきました。すでに農地取り上げの根拠であった事業認定は有効期間を超えています。そこで今度はもともとは農民を守るための法律である農地法を使って市東さんの農地を取り上げようということが狙われています。

市東さんは農地死守で闘うと宣言されました。また参加した1300人の労働者民衆も市東さんの農地取り上げに対しては実力闘争でもって闘う決意です。集会には「障害者」や被差別部落の組織である部落解放同盟全国連合会も多く参加しました。差別からの解放は労働者民衆の自己権力を打ち立てる中にあります。それは労働者の解放と一体です。そしてこの成田闘争の中に労働者民衆の自己解放の力があります。それは成田農民の闘いが資本主義の攻撃との最先端にあり続けているからです。資本家の利益のためには農業などいらないという政策が食料自給率30%40%という事態にまで農業を破壊してきました。その最先端には農地の国家権力の手による取り上げという成田の攻撃があるのです。

この集会中も上空すれすれを飛行するジェット機の騒音で集会がたびたび中断されました。また、農地はずたずたに分断されて高いフェンスが空港を守っています。これらの農民いじめに怒りがこみ上げてきました。次回来年の3月に大集会にはさらに友人を募って参加していきたいと思いました。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2008年9月26日 (金)

9/21集いのフォト

                      08921_3 0809212_3 0809213_2

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年9月23日 (火)

「障害者自立支援法」撤廃を求める集いが成功しました

「障害者も福祉労働者も生きさせろ!『障害者自立支援法』の撤廃を求める集い」は兵庫県の西宮勤労会館にて、130人の集まりで成功しました。集いは、「怒っているぞ!障害者切りすて!ネットワーク関西」の呼びかける実行委員会の主催によるものです。
感想を寄せてくれた方々によると、落ち着いた、地道な集会で良かった、とのことです。
池田直樹弁護士の講演は具体的な問題に即して行われました。なぜ自立支援法に反対するのか。応益負担による一割の自己負担の問題、介助時間数の削減で地域自立生活が困難になっている問題が語られました。そしていま準備を進めている応益負担違憲訴訟の進展具合も語られました。10月31日に提訴するために準備がどんどん進んでいます。行政不服訴訟であるために行政とのあつれきを嫌って訴訟参加者があまり増えて行かないことも語られました。差別禁止法の合理的配慮の問題も、国との関係ではあってはならないことだというお話でした。合理的配慮というのは、差別であるかどうかの受忍線を引くものです。ここまでやってくれたらここから先は我慢するという線を引くのが合理的配慮です。国との関係では受忍するのはおかしいということでした。
質疑応答では生活保護の問題や「障害者」の虐待問題なども質問が出て、池田弁護士は丁寧に答えていただきました。
休憩を挟んでフリートークです。
「精神障害者」「障害者」の当事者を始め福祉労働者や事業所の経営の立場からのそれぞれの発言がありました。「障害者」も福祉労働者も生き難い、生きていけない状態になっていることが縷々(るる)語られました。問題はあれこれの改良ではなく制度の撤廃以外には解決がないことが浮かび上がりました。地に足の着いた問題意識から語られる中身はお互いの交流となり、豊かな展望が広がりました。若者の発言は元気いっぱいで明日の力に溢れていました。
最後に怒りネット全国の世話人の古賀典夫さんからまとめの提起を受けました。団結して闘う以外にはないが、こうして「障害者」も福祉労働者も目指すところはひとつであることが明らかになり、団結の方向性もまた明らかになっていることが語られました。
集会宣言で今年も日比谷公園での大集会に参加すること、生存権裁判を支援して行くことが確認されました。
参加の際立ったところは「身体障害」の仲間たち、「兵庫県精神障害者連絡会」をはじめとする「精神障害者」、高槻医療・福祉労働組合と患者さんたち、福祉労働者をはじめとする関西合同労働組合、部落解放同盟全国連合会、地域の労働者、「障害者」などです。全国連の若者たちの元気いっぱいの発言はとてもよかったです。
アンケートの集約では今後の定期的交流会へ参加したいという方、怒りネットに入るという方が10人もいました。若者が多く参加したいといっていることも特徴です。
ただ、口でしゃべれない「障害者」から発言したかったという声が寄せられており、反省点です。口でしゃべれる人のペースで運んでいたことは反省点として、今後に生かして行きたいところです。交流会では十分な配慮をして行きたいところです。
総括会議を10月8日水曜日の18時半から、尼崎市立小田公民館(JR尼崎から徒歩で北東に5分)にて行います。今後の方向性なども話し合いたいのでご参加を呼びかけます。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年9月22日 (月)

9・21集い速報

9・21集いの速報です。
「障害者も福祉労働者も生きさせろ!『障害者自立支援法』の撤廃を求める集い」は兵庫県の西宮勤労会館にて、130人の集まりで大成功しました。集いは、「怒っているぞ!障害者切りすて!ネットワーク関西」の呼びかける実行委員会の主催によるものです。
感想を寄せてくれた人によると、落ち着いた、地道な集会で良かった、とのことです。参加の際立ったところは高槻医療・福祉労働組合と患者さんたち、関西合同労働組合、部落解放同盟全国連合会、兵庫県精神障害者連絡会などです。全国連の若者たちの元気いっぱいの発言はとてもよかったです。
池田直樹弁護士の講演は、なぜ自立支援法に反対するかということ、自立支援法による応益負担をあらそう違憲訴状の準備の模様、差別禁止法の合理的配慮の問題など多岐にわたり、とても分かりやすいものでした。
フリートークでは、「障害当事者」、福祉労働者、事業所の立場などから熱心で地に足のついた発言があり、お互いの立場からの交流を深めました。アンケートの集約では今後の定期的交流会へ参加したいという方、怒りネットに入るという方が10人もいました。若者が多く参加したいといっていることも特徴です。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年9月11日 (木)

今朝のビラ撒き

今朝、尼崎障害11団体のビラまきがありました。主要な駅7箇所で行うものです。僕は家から近いJRの駅でのビラ撒きに参加しました。なんと撒き手が30人くらいもいるという大衆的取り組みになりました。添付しているように「障害者」の収入は5万円から10万円が多く、介助費用の負担が重荷になっていること、介助に対する応益負担は軽減されているなかで、移動介護には1割負担が続いていること、一方で介助労働者の賃金は不当に安く、介助現場が崩壊しかけていること、を訴えるビラです。

「08.9.11尼崎ビラ.pdf」をダウンロード

このビラ撒きに30人もの参加があったこと自体、問題への関心の高さを示すものです。用意されたビラは15分でなくなってしまいました。市民のほうも受け取りがよかったからです。一人一人に声を書けながら撒いていると受け取り拒否する人の方が少ないことに気付きました。自民党総裁選の茶番劇のなか、労働者市民ははっきりとした変化を願っていることと共通するものがあると感じました。

あと10日、9・21集いへ向けて頑張りたいところです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年9月 5日 (金)

成田―芝山農民とリンクしました

僕らが知らなければならないことに、40年間も反権力の闘いを続けている成田―芝山農民の闘いがあると思います。新たにリンクをはったのは芝山町で営農を続けている鈴木加代子さんのブログです。農業をしているだけなのに、警察やガードマン会社に24時間を監視されている。空港直下ということで朝6時から晩遅くまでジェット機の爆音にさらされている。

空港建設のために動員された警察と反対派の労働者・学生双方に死者を出してまで、何ゆえに必要な空港だったのか。羽田が満杯だったから新しい空港が必要だったというかもしれない。しかしその羽田空港は拡張されている。

かつて軍事に使われる空港だから反対だと言うと、「有事立法が出来ていないから軍事には使われない」と言い返した労組幹部がいた。その彼らは有事立法に対してはなんらの闘いも組まなかった。闘いに反対する為にする論理だったのだ。

そんな「理屈」とは無関係にただひたすらに営農を続けているのが成田―芝山の農民だ。その生の声を一度聞いて欲しくリンクを張ったしだいである。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年8月 6日 (水)

ヒロシマ

08862 今日はヒロシマに行ってきました。被爆者の体験報告と原発の問題などが話されました。被爆者の体験を生の声で直接聞いたのはおそらくはじめてではないかと思います。もちろんテレビ・新聞・本などでは聞いていたり読んでいたりするので被爆の実態を知らなかったわけではありません。特別番組などは積極的に見ていましたし、資料館も学生のころに行っています。

お話は淡々と話され、その情景が浮かんできました。

今日のヒロシマは暑く、被爆当日もそうだったのだろうと思いました。これは写真などでは伝わってこないことです。08861 被爆者でも、比較的に爆心から離れたところにいた人は「ぴかドン」といい、爆心近くの人は「ぴか」というそうです。ぴかっと光ってからドンと爆風が来る、爆心の人はそれが同時に来たという違いだそうです。講演の米澤さんはいくつもの幸運が重なって命を落とすことがなかったとおっしゃっていました。被爆して幸運というのも変ですが。いくつもの運と不運があったことでしょう。

話は朝鮮人被曝者に及びました。35万人の被爆者の仲には5万人の朝鮮人がいました。植民地支配の中で強制的にあるいは本国では生きていけずに日本に来ていた人たちです。子ども達が疎開するなか、朝鮮人の子供は天皇の役に立てという思想で疎開されなかったそうです。だから被爆した子供たちは多かったし、被爆後も逃げるところがなく被爆地にとどまり、3万人が亡くなっているということでした。1905年の日露戦争で朝鮮を強奪して以来40年にわたる植民地支配の実相がここに現れています。

ヒロシマでの闘いの組織者の話になり、下からの運動ということを重視したので運動が歪められることなく続いたということでした。これは僕たちの運動の組織化にとってとても重要な提起だと思います。

今夜も仕事があったので、金はかかったけど新幹線で行きました。青春18切符というものにも挑戦してみたいものです。それだと10分の一のお金でいけるのです。「病者」というものは何かと金のかかる存在ですね。

| | コメント (3) | トラックバック (0)

2008年7月28日 (月)

学習会

26日に保安処分学習会を開きました。始めて神戸での開催です。ひょうせいれんの仲間が集まりやすいようにということでした。ひょうせいれんから家族を含めて3人、ビラを見てきた親子が来てくれたので目的は果たせました。週間金曜日に案内を出していたのですが、それを見た京都の学生さんが参加してくれました。大阪からも参加があり、総勢15人でした。

兵庫県立光風病院の医師柴田先生からの報告は極めて判りやすいものでした。佐賀県の肥前病院の保安病棟患者の自殺事件の真相に迫ろうというものでした。自殺といっても、衝動的なものではなく、佐賀県の病院から横浜の元自宅のあったところまで逃げてそこで自殺してるのです。死地を求めた絶望の極地であったことが想像されます。それに対して、肥前病院の設けた第三者評価会は「医師と患者の間に信頼関係が成立しており自殺は予見できないことだった」と書いています。これでは今後同様の事件が起きても、「信頼関係は存在していたから問題ない」とされてしまいます。そんなことでは、医者のモラルハザードが生じます。とくに若い医者が育ちません。

質疑でも熱心な討論がありました。でも少し討論の方は分かりにくかった面があるようです。

今後報告をしながら分かりにくかったところへは解説を加えるなどしていきたいところです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)