-闘いは進む-

2017年11月16日 (木)

大フォーラムの動画

10・27大フォーラムの模様がユーチューブで見られるようになりました。

一度ご覧ください。

https://youtu.be/ToflYHjzxG4

 

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2017年11月 6日 (月)

10・27大フォーラム発言原稿

精神保健福祉法改悪案再上程阻止

 

 

兵庫県精神障害者連絡会の髙見です。

前国会に提出された精神保健福祉法改悪案は衆院解散で廃案になりました。

しかし次期国会には必ず再上程されます。

どのような法案だったでしょうか。

被告Uには措置入院歴があったことをもって、安倍首相は精神保健福祉法の改悪が必要だと指示しました。

しかし、U被告は精神しょうがい者ではなく、自己愛性パーソナリティ障害でした。

差別思想の確信犯で、今でも同じ主張をしています。

ところが、安倍首相は今年1月の施政方針演説で「相模原事件を繰り返さぬ為に措置入院の見直しをする」と発言し、指示しました。

法案は措置入院体験者を警察や行政が監視するというものです。

3度の院内集会、国会前座り込みや国会での追及など、精神医療を治安の道具にするなという激しい批判の前に、政府は法案の説明文から、再犯防止目的の文言を削りました。

しかし法案は変更なしです。

参議院先議で1カ月と10日、計36時間の長い審議が行われ、正論の前に簡単に強行採決ができませんでした。参院で採決されても衆議院で審議入りできなかった。

正論が勝ったということは今後の闘いにとって重要です。

自見差別発言

日本医師会の組織内候補である、自民党の自見はなこ議員の発言が、この法の本質を典型的に示しています。

「監督されているという妄想は病気の症状だ」という差別発言です。

精神しょうがい者が「監視されている」と、主張するのは妄想だとし、人間の言うこととして取り上げる必要はないとする、存在否定の暴言です。絶対許せません。

また自見は「措置入院を精神医療審査会の対象としたことは大変意義深い」と言いました。

しかし、精神医療審査会は事務的、形式的に強制入院を追認するだけの機関です。人権擁護の機関では全くありません。

さらに自見は「みんなでサポートをしているんだと、温かい治療計画なんだというメッセージを国としても、末端に及ぶまで送っていただきたい」と発言しました。

それを受けて、国は「監視ではない、支援だ」と強調するようになりました。

しかし、「支援だ、任意だ」と言いながら事実上の強制です。支援は強制されるものではありません。

自見の発言はパターナリズム、すなわち家父長主義、父権主義的強制の典型です。

パターナリズムは本人の利益のためになることだと称して権力主義的に強制することです。

しかし、この改悪案は本人に何の利益もない、再犯防止を目的にした警官による監視を、強制します。

パターナリズムに名を借りた、国家暴力の行使であり、実質的保安処分です。

精神医療を警察権力の手先にするものです。

兵庫県方式

兵庫県では精神保健福祉法改悪案を、先取りして実施しています。

兵庫県方式では、措置入院だけでなく、医療保護入院という家族の意志による強制入院や、本人の意思による任意入院までも、警察の監視の対象になっています。

入院形態を問わず、「入退院を繰り返している人」すべてが、行政による監視対象です。

その数70人を超えています。

その対象者の5%から10%以上が警察に売り飛ばされています。

国はこう言って言い逃れています。「警察も防犯だけではない。警察も医療その他の援助の関係者に該当する場合がある。自殺のおそれがある、繰り返し応急の救護を必要とする患者の支援を目的とするものであり、例外的なケースだ」と言っています。

しかし、10%が「例外」ですか。警察官は医療者にはなれません。

警察の原理は人を疑うこと。医療の原理は人に寄り添うこと。そもそも原理が全く違います。

警官は医療行為をしても、医療法違反には、ならないのでしょうか。

こうして地域挙げての再犯防止体制が出来上がっています。

そこに精神しょうがい者自身が、ピアサポーターとして加担させられるかも知れないのです。

私たちは警察の手先になることを拒否します。

再上程阻止

精神保健福祉法改悪案は、相模原事件の再発を防ぐどころか、精神しょうがい者にヘイトクライムを加えるという、U被告と同じ差別主義的襲撃です。

しょうがい者が勝ち取ってきた障害者権利条約を踏みにじる悪法です。

思想信条や、しょうがい種別を越え、しょうがい者と「健常者」の壁を越えた連帯でもって、

精神保健福祉法改悪案再上程阻止!兵庫県をはじめとする、自治体による法案先取りの制度の廃止を!闘い取りましょう!!

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2017年11月 3日 (金)

しょうがい者の大フォーラムに幅広い結集

優生思想に断固反対!医療・福祉を治安維持に使うな!「骨格提言」の完全実現を求める1027大フォーラム【私たち抜きに私たちのことを決めるな】が日比谷野外大音楽堂で行われ、その後厚労省前の集会を含め500人が参加しました。

 

『骨格提言』の完全実現

 

今年の大フォーラムは、「『骨格提言』(※注)の完全実現」ということがより具体的にイメージされるものでした。

「施設解体、虐待を許さない」ということが知的しょうがい者の当事者団体である「ピープルファースト」から先鋭的に突き出され、各アピールが地域で生きることでぶつかっている制度の壁、それを乗り越える運動について提起。施設解体と地域で生きることが一体で語られました。

「『我が事丸ごと・地域共生社会』政策という、『自助、互助、共助』のみで『公助』は無しという政策が『社会連帯』『隣近所は助け合い』『公平な負担』の名の元に推し進められ、社会保障そのものが解体されようとしている。」「尊厳死法案、すなわち『しょうがい者は生きるな』と、死なせるための法律が準備されている。」「優生手術が強制されてきた。」「地域で生きるための介助保障をもとめ、地域で一人で暮らしたいという当たり前の要求のために家賃保障を。」「しょうがい者が声を挙げれば世に中は変る。」「生活保護を引き下げるな。垣根を超えて連帯し社会を変えよう。社会保障解体の突破口として生活保護引き下げが行われている。950人の原告により裁判が行われている。母子加算、障害者加算の削減を許さない。いのちのとりでを守ろう。」「難病問題を社会保障制度の谷間で自己責任にすり替える政府は、難病者の意見を聞かない。私の専門家は私であって医師は補助者だ。」等の声がありました。

 

地域の隔離施設化を許さぬ

 

もうひとつの柱が、精神保健福祉法改悪との闘いでした。国会議員の発言や、ひょうせいれんの発言等で、「骨格提言」とは真逆の監視-監督が行われようとしていることが明らかになりました。地域の隔離施設化が行われます。先行している兵庫方式では、任意入院も入院していなくても警察等の監視の対象です。精神しょうがい者を犯罪予備軍として地域の中で事実上の隔離・監督下に置くものです。各発言を通して、精神保健福祉法改悪案再上程阻止の陣形が作られました。

 

「市民として生活したい」

 

集会宣言では「大人になったら家族から独立して一市民としてくらしたい。それが今の日本では難しい。公的支援を抑制しようとする国の動き。津久井やまゆり園事件にもかかわらず、小規模化という名の元にまた入所施設を作ろうとしている。精神保健福祉法改悪により措置体験者を警察を含む監視下に置こうとする。『支援という名を借りた監視』は許されない。難病の人は支援を病名によって制限されている。行政は生活よりも医学を重視する。厚労省交渉で骨格提言を読んだことがないといった厚労省職員。骨格提言は、しょうがい、病気があっても地域で生活できる社会、優生思想が入り込む余地のない社会を描いている。『市民として生活したい』を深く追求し、強く訴え続けていく。」などと確認されました。

 

連帯アピール

 

集会への連帯アピールは、国会議員として倉林明子(共産党)、福島みずほ(社民党)、金子恵美(無所属・福島県)、川田龍平(無所属)から発言が行われ、高橋千鶴子(共産党)からはメッセージが寄せられました(発言順、敬称略)。「障害者自立支援法違憲訴訟団元原告」「障害者自立支援法訴訟の基本合意の完全実現をめざす会」「病棟転換型居住系施設について考える会」「日本障害者協議会(JD)」が連帯の発言。リレートークでは、「ピープルファースト」「人工呼吸器ユーザーネットワーク」「兵庫県精神障害者連絡会」「医療観察法国賠訴訟代理人」「認知症当事者」、宇都宮健児反貧困ネットワーク代表世話人、「インスリンポンプの会」などなど多彩な発言がありました。

集会に参加できなかった人も「生きている!殺すな」(山吹書店刊)を読んでぜひイメージをつかんで下さい。また、多くの集会賛同により財政的に支えてくださったことを、この場を借りてお礼申し上げます。

 

(※注)骨格提言:「障害者総合福祉法の骨格に関する総合福祉部会の提言」2011830日、しょうがい者と家族・関係者らが多数を占める内閣府障がい者制度改革推進会議総合福祉部会によって策定された。しょうがい者が一市民として生活するための方策が具体的に展開された画期的な文書。

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2017年10月 1日 (日)

厚労省交渉・その1

29日に厚労省交渉を行ないました。いくつも許し難いことがあったのですが、まずは2点だけ。

精神保健福祉法改悪案に伴って予算化されていた、全国で精神保健福祉士などを200人増員させるための予算は既に執行されていて、法案が廃案になったこととは関係ないそうです。法案は、衆議院の解散に伴って廃案になったわけですが、それとは関係なく既に自治体に配られており、自治体が何に使うかは自由だとのこと。兵庫方式など全国で実施されたいるものを追認するという許し難いことです。

また、今後の社会的入院者の退院計画について、「社会的入院という言葉は使っていない」と言っています。今入院している人は医療的必要があるのだということを言いたいようなのです。追及されて社会的入院がある事は認識していると言いながら、「症状が重度かつ慢性の入院者の6割は退院させられない」としているのです。諸外国では、そんなに「重度かつ慢性」という人はいません。なぜそんなことを言うかというと、日本精神病院協会の圧力で経営に配慮しているだけなのです。圧力の強さで負けているということです。

精神保健福祉法改悪案を廃案に追い込んだように、いかに与党が圧倒的多数といえど、正論を弾圧することはできないのです。正義性がない強行採決ができなかったことが、精福法を廃案に追い込んだ力です。そこに確信をもって総選挙とその次の国会に臨みましょう。

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2017年7月24日 (月)

リメンバー7・26神戸アクション

昨日の、兵庫県の取り組みの報告です。

リメンバー726神戸アクションの呼び掛けた、去年の7・26の相模原事件で、19人の殺害された人を追悼し、26人の傷つけられた人に連帯し、忘れないぞというデモンストレーションが160人のしょうがい者、「健常者」の参加で行われました。みんなは西元町から元町を経て、三宮までの兵庫県一番の繁華街であるアーケード街を約1時間かけて歩きました。

昨日は、HMさん、HJWさん、HJMさん、IWさん、MYさん、MBさん、SMさん他大勢の友人・知人が来ていました。これも私を力づけてくれるものでした。感謝です。

わたしは途中トイレに行きたくなり、元町でデモを抜けました。これはいつもデモに行く時は数時間前から水分摂取をしないのですが、昨日はそれだと熱中症が心配されたので、水分制限に留めたため、約1時間でトイレに行きたくなったものです。私のしょうがい特性です。

そういうことはありましたが、「施設に入れるな」「精神病院に入れるな」というデモコールが私の気持ちにぴったり来ました。「分けるな」という単純なことが、色々理屈をつけて否定されるのが今の社会です。「しょうがい者は生きている価値がない」というU被告の言葉が、形を変えて「しょうがい者は一人前の人間ではない」「しょうがい者は生きていること自体が不幸だ」という価値観となって強制されてくる。

「しょうがい者は不幸じゃない」とデモをして叫ばないといけない社会の側からの制限。

それに対して、幾人かの個人の呼びかけに応えて、160人ものしょうがい者、「健常者」が集まったことは、私の自信になりました。「仲間がいる」「孤立しているんじゃない」という確かな印だったからです。呼び掛けて、準備をしてくれたメンバーに感謝します。

 

以下主催者からの報告です。

<リメンバー 7.26 神戸アクション : Remember 7.26 Kobe Action

723 18:29

 

  

関西一円、遠くは富山県、愛知県などから駆けつけた160人を超える障害者・健常者が参加して「障害者を殺すな 7.23 神戸デモ」が行われました。

 

多くの方々の協力とカンパがあってはじめて実現したデモでした。心からありがとうございます。

 

毎月の街頭での追悼行動8月以降も続きます。

 

次回、第13回「リメンバー 7.26 神戸アクション」は、8月20日(日)午後4時から6時、神戸マルイ前(雨天決行)です。

 

どうぞお越しください。>

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2017年7月 7日 (金)

組織論への道

大阪高槻の光愛病院の歴史ある患者会である灯会の代表の西山志郎さんの「決意表明」です。西山さんの了解を得たのでみなさんにお送りします。私はこの呼び掛けに応えようと思います。あまり密な「組織」ではなく緩やかな連合体が良いと思います。かつて密な組織ではろくなことがなかったので。

 

組織論への道

 

とんでもないことが生じた。二人の道は神様としか歩めない。打ちひしがれている。しかし夢を持ちたい。組織論への出発だ。あらゆるグループが散らばった。今それぞれがバラバラに歩んでいる。これを組織論で統一させねばならない。あと十年かかってもグループ組織論を持って統一されねばならない。今はバラバラである。共通点があるならばそれぞれの考え方を組織化させねばならない。まず各グループの出している通信に組織論の紙上討論を望む。全国-全世界から「きちがい」の言葉を意識化してなくさねばならないこと。十年かかっても後の仲間達に組織化への道をさし示させねばならない。全体で前進する。一つの理想を呈した。うけとめてほしい。全世界が一つにならねばならない。今、通信は五十人程にしか呼びかけているに過ぎない。いろんなしょうがいを乗り越えてゆかねばならない。小さい小さい灯会の私が朝思いついたことである。

 

 

男女とは冷房の中筆をとる

組織論確立すべし入道雲

 

 

灯会代表:西山志郎

ともしび通信(悩みのとりくみ)333号(2017年7月号)より

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2017年7月 5日 (水)

自見発言に抗議する共同声明賛同人

自見発言に抗議する共同声明につき、賛同が増えましたので公開します。

共同声明団体名(順不同)

「骨格提言」の完全実現を求める10・27大フォーラム実行委員会/全国「精神病」者集団/怒っているぞ!障害者切りすて!全国ネットワーク/全国一般労働組合東京南部トータルサポートたいとう分会/兵庫県精神障害者連絡会/医療保護入院制度を考える会/障害連(障害者の生活保障を要求する連絡会議)/難病をもつ人の地域自立生活を確立する会/Korean Alliance on Mental Illness(韓国)/国立武蔵病院(精神)強制・隔離入院施設問題を考える会/夜回り団体 みみず/リメンバー 7.26 神戸アクション/自立生活センターびんご/特定非営利活動法人 自立生活センター くれぱす/自立生活センター星空/一般社団法人  ONE MORE/おたすけclubぴあかん/プチ大阪兄弟姉妹の会/心神喪失者等医療観察法をなくす会/心神喪失者等医療観察法(予防拘禁法)を許すな!ネットワーク/刑法改悪阻止!保安処分粉砕!全都労働者実行委員会/部落解放同盟兵庫県連合会/特定非営利活動法人てんぐるま/リメンバー7.26東京アクション/さまりたんプログラム/神経筋疾患ネットワーク/自立生活センターリングリング/木村クリニック/八王子精神障害者ピアサポートセンター/障害者問題資料センターりぼん社/音楽集団 歩笑夢/自立生活センターアークスペクトラム/障害者生活支援センター・てごーす/cilもりおか/アイアンドユウ/関西合同労働組合/自立生活センター・昭島/北部自立生活センター希輝々/自立生活センターアシストミル/エンパワメントふちゅう/自立生活センターAJU車いすセンター/Consumer Action Network Mental Health Lanka(スリランカ)/Ubuntu South Africa(南アフリカ)/すべての人に尊厳と人権を!ヘイトクライムをなくそう!神戸連絡会/福祉・介護・医療労働者組合(ケアワーカーズユニオン)/自立生活支援センター フリーダム21/安心できる介護を!懇談会/特定非営利活動法人自立生活センター福岡/新空港反対東灘区住民の会/全国一般労働組合東京南部ケアワーカー連絡会/全国一般労働組合東京南部フットワーク新宿分会/CILくにたち援助為センター/泉州☆精神障害者俱楽部「青い鳥」/NPOこらーるたいとう/大阪精神障害者連絡会/「処遇困難者専門病棟」新設阻止共闘会議/劇団態変/人権平和高槻市民交流会アスφネット/世界精神医療ユーザーサバイバーネットワーク/自立生活センター スリーピース/尼崎伊丹三里塚実行委員会/障害当事者による人権研究所‘ja`/障害者が街で共に生きるみんなの麦の家/NPO法人 CILだんない/全国一般労働組合東京南部

賛同(個人・敬称略・順不同到着順)

佐々木信夫/岩崎晶子/髙見元博(兵庫県精神障害者連絡会代表)/渡海優/吉川健明(医師・当事者)/白田幸治(こころのピアズ代表)/西山志郎(灯会代表)/宮﨑一(ガチャバンともに生きる会)/浦松祥子/弥永修/井上博之(看護師)/白石裕(東灘区住民の会)/柴田明(精神科医師)/佐々木伸良/府川政人/辻淳子(夜回り団体 みみず)/合田享史(当事者の家族)/宮野吉史/木村政紘(精神科医)/梶原義行/岩野政樹/坂内孝雄/金秀浩(医師)/木原和子/阪本林太郎/寺下眞治(個人)/辻田雄一(嘉飯山地区精神障害者家族会会員)/栃本一弥(NPO法人なゆたの会役員)/南守(ケアワーカーズユニオン執行委員長)/長谷川唯(研究員)/津端:叡/松原康彦/早坂智之/仙城真(リハビリテーション科医師)/野島美香(市民)/志賀直輝(ケアワーカーズユニオン、安心できる介護を!懇談会)/宮本博志/矢島由里子/猿渡達明/近藤基(知的障害者)/近藤英子(母)/高橋亮也(精神保健福祉士)/中川裕之/内藤美樹/後藤和佳子/永嶋靖久(弁護士)/たにぐちまゆ/池田宜弘/上野卓治/浜島恭子/吉田明彦(精神障害当事者)/石地かおる(身体障害当事者)/水野浩重/谷口健人(CILだんない)/藤井理嘉/三角忠(編集工房朔)/鈴木敬治(鈴木敬治さんと共に移動の自由をとりもどす会)/松田耕典/和泉健一/古賀滋/橋本利昭/菅原和之/和田孝雄(前高槻市議)/横田眞人/山本眞理(全国「精神病」者集団会員)/有馬秀雄/清水裕(精神保健福祉士)/盛田容子/古賀典夫/澤野治(夜回り団体みみず)/桜井まり子(自立生活センターグッドライフ)/瀧柳洋子(基準該当事業所「新しい空」代表)/船山良成/山本由美子/森律子/橋本成子/安原荘一(客員研究員)/石田勝啓(関西合同労働組合執行委員長)/大野ひろ子(介護労働者)/住田雅清/武藤光政/川英友(社会福祉士・静岡英和学院大学助手)
(公表不可2人)

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2017年7月 1日 (土)

精神保健福祉法改悪案成立阻止しました

6/8院内集会

 

6月8日衆院第一議員会館にて150人の参加を得て、精神保健福祉法改悪案を許さない第3回院内集会が行われました。私が注目したのは精神医療審査会の内情を暴露した弁護士の発言、措置入院の体験談、薬物依存症の当該の発言でした。

日本医師会の組織内候補である自見はなこ議員は「監督されているという妄想は病気の症状だ」という差別発言をしたのみならず、改悪案では措置入院時に精神医療審査会の審査を義務付ける良い制度改革だと言っています。精神医療審査会というのは、不当な強制入院を監視し是正する第三者機関というふれこみで幻想を煽っています。しかしその委員を務める弁護士は審査会の内情を、極めて事務的に判子を押すだけの強制入院追認機関に過ぎないと実態を暴露しました。3時間に150通の書類に目を通し、事務局は承認の判子を押せと圧力をかける。おかしいと思い不承認と書けばその理由を只働きで書くことを要求された。自見はなこに顕著な「パターナリスティックな制約」(注)こそが今回の改悪案の中身だと弾劾しました。「パターナリスティックな制約」というのは父権主義的な制約という意味です。

措置入院にされた人は、てんかんの発作が起きたから自分で救急車を呼んだが、運ばれた先の精神病院で措置入院にされ、数日間、首手足を縛られて保護室に放り込まれたのです。てんかんの発作で自傷他害の恐れがあったでしょうか。東京では救急で運ばれた人は措置入院にして縛ることが多く見られます。

薬物依存症からの回復を望む女性たちのための日本で最初の民間施設であるダルク女性ハウスのメンバーは、警察が精神医療に関われば薬物依存症患者はますます医療から遠ざかることになり、マイナスが大きいと述べました。

私は兵庫県では役人は「患者のための良い事をしているのに、なぜ反対するのか」と言っていること。自見はなこの差別的発言に抗議する共同声明に賛同をと訴えました。

 

衆議院審議入りせず―成立阻止―継続審議に

 

3月24日(130人)、4月25日(250人)、6月8日(150人)と短期間に3回行われた院内集会やその間の国会前の座り込み、参議院厚労委員会の傍聴には延べ800人近い精神しょうがい者、しょうがい者、支援者、国会議員や秘書が参加し、自見はなこ議員に特徴的な「パターナリスティックな制約」を加えようとする精神保健福祉法改悪案を押し返しました。最初は議論なく成立すると言われていたものを36時間の参議院における審議の上に、衆議院では審議入りを阻止したのです。

6月16日に残念ながら自公維新の賛成、民進党は出席拒否、共産党は反対(社民党は衆院厚労委員会に委員がいない)によって継続審議となり、廃案にはできませんでした。次国会では衆議院のみの審議となります。しかし、参議院での修正で医療保護入院にまで対象者を広げるなど、実現可能性が疑われる法案になっています。政府は措置入院を対象とした場合で専門家200人の増員が必要だとしていました。医療保護まで対象とするなら3000人~4000人の増員が必要になる計算です。今の福祉切り捨て予算の中でそのようなことが現実的とは思えません。増員なき福祉切り捨てになることは明白です。さらなる追撃で廃案を勝ち取ろう。

 

(注)「パターナリスティックな制約」

 

 国家が個人の利益を保護するために課す、自己決定権に関する制約を意味する表現。特に、未成年が喫煙や飲酒を行うなどの、「自己加害」と見なされる行動に対する制約を指すことが多い。(実用日本語表現辞典より)

 

〈解説〉パターナリズムとインフォームド・コンセントの衝突

 

パターナリズムは、強い立場にある者が、弱い立場にある者の利益になるようにと、本人の意志に反して行動に介入・干渉することです。日本語では家父長主義、父権主義と訳されます。

パターリズムの立場の人は「インフォームド・コンセントなど幻想だ」と主張します。また日本精神科救急学会ガイドライン(2015年版)では、「自発的入院と非自発的入院の分水嶺はインフォームド・コンセントが成立するか否かだ」としています。精神しょうがいの状態の人には事理を分別できない人がいるという前提に立っています。

しかし、強制入院に反対する立場からは、一旦落ち着いた状態の時に話して分からない人はいないということが主張されています。障害者権利条約12条にラディカルに提示されている、誰もが精神的「能力」と無関係に法的能力を持つことの確認、すなわちインフォームド・コンセントができない人がいるという前提に立つのではなく、誰に対してもインフォームド・コンセントを保障しなければならないという前提に立つべきなのです。

3月24日に行われた院内集会で内田博文九州大学教授は、警察と医療機関や福祉機関は行動規範が異なるとして、警察は対象者に不信で接し、医療機関や福祉機関などの本来の指導理念は信頼であり正反対である。支援策としては逆効果であり対象者を監視する社会を作り出すと、措置入院の問題にすり替えてはならないとしました。法案の本質を突いていると思います。「してあげる」強制医療=パターナリズムのもたらすものを的確に表現していると思います。

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2017年6月 6日 (火)

賛同募集中

自見発言に抗議する共同声明につき、個人賛同を始めました。団体には属していないという方、団体では難しいが賛同するという方、賛同いただいた団体に所属する皆様など、ぜひ、多くの皆さんのご賛同お願いします。

 

賛同していただける方(個人・団体含む)は以下へお送りください(今回は個人を含みます)

Eメール gen1951@nifty.com (件名に必ず「自見発言抗議賛同」とお書きください)

 

 

共同声明

 

「監督されているというのは妄想だ、病気の症状だ」という自民党・自見はなこ議員の差別暴言を許さず、謝罪と撤回を求めます。また政府は見解を明らかにして下さい。

 

201765

 

連絡先;共生舎(℡090-3054-0947)

 

2月28日に閣議決定された精神保健福祉法改正案は4月冒頭からの審議の中で、精神しょうがいしゃを警察が監視する制度を新設するものであり、精神保健福祉法を国民監視の道具に作り替えるものであることが明らかになっています。

多くの精神しょうがいしゃが批判したのを始め多くの国会議員から追及された政府は法案の説明文の概要から法を作る目的を削除するという大恥をかいてまで、法案は一切書き換えずに国民監視の法案を押し通そうとしています。

その中で5月11日の審議のなか自民党の自見はなこ議員の発言は驚くべきものでした。「監督されていると思うのは妄想だ」という、多くの精神しょうがいしゃにとって頭をぶん殴られたかの思いのする暴言でした。

自見議員は「『多職種がみんなあなたのことを考えていますよ』という暖かいメッセージのもとにあるんだと、これを前面に打ち出していただきたい。」というようなことに続けて、「議論に出ておりましたような、監督されているんじゃないかというような妄想もこれも一つの病気の症状でありますので、ここは一貫してみんなでサポートしているんだというメッセージを送っていただきたいと切に願っております。」と発言しました。

「監督されているんじゃないかというような妄想」というのは「議論に出ていた」ことはなく、ここで初めて言われています。「議論に出ていた」のは「監視されている」ということだけです。だからこれは、「監督されていると思うのは妄想だ」という以外の意味には取れないのです。

「監督されているというのは妄想だ、病気の症状に過ぎない」というわけです。精神しょうがいしゃが何を言おうが、何を叫ぼうが、みんな「妄想だ」と切って捨てる考えが精神保健福祉法「改正」を推し進める側の立場なのです。精神しょうがいと妄想をことさらに結び付け、精神しょうがいしゃの言うことは妄想に基づいていると決めつけることは、精神しょうがいしゃの人権を否定し、人間ではないものと決めつける立場からなされた差別暴言です。

こんなひどい差別暴言を放置することはできません。

「みんなでサポートしている」というのも精神しょうがいしゃは地域自立生活の主体ではなく、「なされる」だけの客体だという決め付けですから、駄目です。

 

善意から出た誤解や思わぬ言葉を言ってしまったというようなものなどではなく、全く差別的、「健常者」的上から目線の確信に満ちた偏見から出た差別発言という他ありません。塩崎厚労大臣を始め、政府自身が精神しょうがいしゃの主体性を認めず、患者本人抜きで作られる「退院後支援計画」案を精神しょうがいしゃの多くの反対の声を無視して推し進め、精神しょうがいしゃを管理と監督の対象としか考えていない答弁を繰り返す中で出たのがこの発言です。決して、たまたま言ってしまったということではなく、精神しょうがいしゃを行為主体とは認めず、言っていることは妄想だという確信に満ちてなされた差別発言です。

 

私たちは以下求めるものです。

自民党・自見はなこ議員は心からの謝罪と発言の撤回をして下さい。

政府はこの発言についての政府見解を明らかにして下さい。

 

また野党議員には、この問題を軽視せず、国会で取り上げていただくことをお願いいたします。

 

以上

 

共同声明団体名(順不同 6/5現在)

「骨格提言」の完全実現を求める1027大フォーラム実行委員会/全国「精神病」者集団/怒っているぞ!障害者切りすて!全国ネットワーク/全国一般労働組合東京南部トータルサポートたいとう分会/兵庫県精神障害者連絡会/医療保護入院制度を考える会/障害連(障害者の生活保障を要求する連絡会議)/難病をもつ人の地域自立生活を確立する会/Korean Alliance on Mental Illness(韓国)/国立武蔵病院(精神)強制・隔離入院施設問題を考える会/夜回り団体 みみず/リメンバー 7.26 神戸アクション/自立生活センターびんご/特定非営利活動法人 自立生活センター くれぱす/自立生活センター星空/一般社団法人 ONE MORE/おたすけclubぴあかん/プチ大阪兄弟姉妹の会/心神喪失者等医療観察法をなくす会/心神喪失者等医療観察法(予防拘禁法)を許すな!ネットワーク/刑法改悪阻止!保安処分粉砕!全都労働者実行委員会/部落解放同盟兵庫県連合会/特定非営利活動法人てんぐるま/リメンバー7.26東京アクション/さまりたんプログラム/神経筋疾患ネットワーク/自立生活センターリングリング/木村クリニック/八王子精神障害者ピアサポートセンター/障害者問題資料センターりぼん社/音楽集団 歩笑夢/自立生活センターアークスペクトラム/障害者生活支援センター・てごーす/cilもりおか/アイアンドユウ/関西合同労働組合/自立生活センター・昭島/北部自立生活センター希輝々/自立生活センターアシストミル/エンパワメントふちゅう/自立生活センターAJU車いすセンター/Consumer Action Network Mental Health Lanka(スリランカ)/Ubuntu South Africa(南アフリカ)/すべての人に尊厳と人権を!ヘイトクライムをなくそう!神戸連絡会/福祉・介護・医療労働者組合(ケアワーカーズユニオン)/自立生活支援センター フリーダム21/安心できる介護を!懇談会/特定非営利活動法人自立生活センター福岡/新空港反対東灘区住民の会/全国一般労働組合東京南部ケアワーカー連絡会/全国一般労働組合東京南部フットワーク新宿分会/CILくにたち援助為センター/泉州☆精神障害者俱楽部「青い鳥」/NPOこらーるたいとう/大阪精神障害者連絡会/「処遇困難者専門病棟」新設阻止共闘会議/劇団態変/人権平和高槻市民交流会アスφネット/世界精神医療ユーザーサバイバーネットワーク/自立生活センター スリーピース

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2017年6月 1日 (木)

共同声明

「監督されているというのは妄想だ、病気の症状だ」という自民党・自見はなこ議員の差別暴言を許さず、謝罪と撤回を求めます。また政府は見解を明らかにして下さい。

 

2017531

連絡先;共生舎(℡090-3054-0947)

    Eメール:gen1951@nifty.com

 

2月28日に閣議決定された精神保健福祉法改正案は4月冒頭からの審議の中で、精神しょうがいしゃを警察が監視する制度を新設するものであり、精神保健福祉法を国民監視の道具に作り替えるものであることが明らかになっています。

多くの精神しょうがいしゃが批判したのを始め多くの国会議員から追及された政府は法案の説明文の概要から法を作る目的を削除するという大恥をかいてまで、法案は一切書き換えずに国民監視の法案を押し通そうとしています。

その中で5月11日の審議のなか自民党の自見はなこ議員の発言は驚くべきものでした。「監督されていると思うのは妄想だ」という、多くの精神しょうがいしゃにとって頭をぶん殴られたかの思いのする暴言でした。

自見議員は「『多職種がみんなあなたのことを考えていますよ』という暖かいメッセージのもとにあるんだと、これを前面に打ち出していただきたい。」というようなことに続けて、「議論に出ておりましたような、監督されているんじゃないかというような妄想もこれも一つの病気の症状でありますので、ここは一貫してみんなでサポートしているんだというメッセージを送っていただきたいと切に願っております。」と発言しました。

「監督されているんじゃないかというような妄想」というのは「議論に出ていた」ことはなく、ここで初めて言われています。「議論に出ていた」のは「監視されている」ということだけです。だからこれは、「監督されていると思うのは妄想だ」という以外の意味には取れないのです。

「監督されているというのは妄想だ、病気の症状に過ぎない」というわけです。精神しょうがいしゃが何を言おうが、何を叫ぼうが、みんな「妄想だ」と切って捨てる考えが精神保健福祉法「改正」を推し進める側の立場なのです。精神しょうがいと妄想をことさらに結び付け、精神しょうがいしゃの言うことは妄想に基づいていると決めつけることは、精神しょうがいしゃの人権を否定し、人間ではないものと決めつける立場からなされた差別暴言です。

こんなひどい差別暴言を放置することはできません。

「みんなでサポートしている」というのも精神しょうがいしゃは地域自立生活の主体ではなく、「なされる」だけの客体だという決め付けですから、駄目です。

 

善意から出た誤解や思わぬ言葉を言ってしまったというようなものなどではなく、全く差別的、「健常者」的上から目線の確信に満ちた偏見から出た差別発言という他ありません。塩崎厚労大臣を始め、政府自身が精神しょうがいしゃの主体性を認めず、患者本人抜きで作られる「退院後支援計画」案を精神しょうがいしゃの多くの反対の声を無視して推し進め、精神しょうがいしゃを管理と監督の対象としか考えていない答弁を繰り返す中で出たのがこの発言です。決して、たまたま言ってしまったということではなく、精神しょうがいしゃを行為主体とは認めず、言っていることは妄想だという確信に満ちてなされた差別発言です。

 

私たちは以下求めるものです。

自民党・自見はなこ議員は心からの謝罪と発言の撤回をして下さい。

政府はこの発言についての政府見解を明らかにして下さい。

 

また野党議員には、この問題を軽視せず、国会で取り上げていただくことをお願いいたします。

 

以上

 

共同声明団体名(順不同)

「骨格提言」の完全実現を求める1027大フォーラム実行委員会/全国「精神病」者集団/怒っているぞ!障害者切りすて!全国ネットワーク/全国一般労働組合東京南部トータルサポートたいとう分会/兵庫県精神障害者連絡会/医療保護入院制度を考える会/障害連(障害者の生活保障を要求する連絡会議)/難病をもつ人の地域自立生活を確立する会/Korean Alliance on Mental Illness(韓国)/国立武蔵病院(精神)強制・隔離入院施設問題を考える会/夜回り団体 みみず/リメンバー 7.26 神戸アクション/自立生活センターびんご/特定非営利活動法人 自立生活センター くれぱす/自立生活センター星空/一般社団法人 ONE MORE/おたすけclubぴあかん/プチ大阪兄弟姉妹の会/心神喪失者等医療観察法をなくす会/心神喪失者等医療観察法(予防拘禁法)を許すな!ネットワーク/刑法改悪阻止!保安処分粉砕!全都労働者実行委員会/部落解放同盟兵庫県連合会/特定非営利活動法人てんぐるま/リメンバー7.26東京アクション/さまりたんプログラム/神経筋疾患ネットワーク/自立生活センターリングリング/木村クリニック/八王子精神障害者ピアサポートセンター/障害者問題資料センターりぼん社/音楽集団 歩笑夢/自立生活センターアークスペクトラム/障害者生活支援センター・てごーす/cilもりおか/アイアンドユウ/関西合同労働組合/自立生活センター・昭島/北部自立生活センター希輝々/自立生活センターアシストミル/エンパワメントふちゅう/自立生活センターAJU車いすセンター/Consumer Action Network Mental Health Lanka(スリランカ)/Ubuntu South Africa(南アフリカ)/すべての人に尊厳と人権を!ヘイトクライムをなくそう!神戸連絡会/福祉・介護・医療労働者組合(ケアワーカーズユニオン)/自立生活支援センター フリーダム21/安心できる介護を!懇談会/特定非営利活動法人自立生活センター福岡/新空港反対東灘区住民の会/全国一般労働組合東京南部ケアワーカー連絡会/全国一般労働組合東京南部フットワーク新宿分会/CILくにたち援助為センター/泉州☆精神障害者俱楽部「青い鳥」/NPOこらーるたいとう/大阪精神障害者連絡会/「処遇困難者専門病棟」新設阻止共闘会議/劇団態変/人権平和高槻市民交流会アスφネット/世界精神医療ユーザーサバイバーネットワーク/自立生活センター スリーピース

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