-闘いは進む-

2017年6月 6日 (火)

賛同募集中

自見発言に抗議する共同声明につき、個人賛同を始めました。団体には属していないという方、団体では難しいが賛同するという方、賛同いただいた団体に所属する皆様など、ぜひ、多くの皆さんのご賛同お願いします。

 

賛同していただける方(個人・団体含む)は以下へお送りください(今回は個人を含みます)

Eメール gen1951@nifty.com (件名に必ず「自見発言抗議賛同」とお書きください)

 

 

共同声明

 

「監督されているというのは妄想だ、病気の症状だ」という自民党・自見はなこ議員の差別暴言を許さず、謝罪と撤回を求めます。また政府は見解を明らかにして下さい。

 

201765

 

連絡先;共生舎(℡090-3054-0947)

 

2月28日に閣議決定された精神保健福祉法改正案は4月冒頭からの審議の中で、精神しょうがいしゃを警察が監視する制度を新設するものであり、精神保健福祉法を国民監視の道具に作り替えるものであることが明らかになっています。

多くの精神しょうがいしゃが批判したのを始め多くの国会議員から追及された政府は法案の説明文の概要から法を作る目的を削除するという大恥をかいてまで、法案は一切書き換えずに国民監視の法案を押し通そうとしています。

その中で5月11日の審議のなか自民党の自見はなこ議員の発言は驚くべきものでした。「監督されていると思うのは妄想だ」という、多くの精神しょうがいしゃにとって頭をぶん殴られたかの思いのする暴言でした。

自見議員は「『多職種がみんなあなたのことを考えていますよ』という暖かいメッセージのもとにあるんだと、これを前面に打ち出していただきたい。」というようなことに続けて、「議論に出ておりましたような、監督されているんじゃないかというような妄想もこれも一つの病気の症状でありますので、ここは一貫してみんなでサポートしているんだというメッセージを送っていただきたいと切に願っております。」と発言しました。

「監督されているんじゃないかというような妄想」というのは「議論に出ていた」ことはなく、ここで初めて言われています。「議論に出ていた」のは「監視されている」ということだけです。だからこれは、「監督されていると思うのは妄想だ」という以外の意味には取れないのです。

「監督されているというのは妄想だ、病気の症状に過ぎない」というわけです。精神しょうがいしゃが何を言おうが、何を叫ぼうが、みんな「妄想だ」と切って捨てる考えが精神保健福祉法「改正」を推し進める側の立場なのです。精神しょうがいと妄想をことさらに結び付け、精神しょうがいしゃの言うことは妄想に基づいていると決めつけることは、精神しょうがいしゃの人権を否定し、人間ではないものと決めつける立場からなされた差別暴言です。

こんなひどい差別暴言を放置することはできません。

「みんなでサポートしている」というのも精神しょうがいしゃは地域自立生活の主体ではなく、「なされる」だけの客体だという決め付けですから、駄目です。

 

善意から出た誤解や思わぬ言葉を言ってしまったというようなものなどではなく、全く差別的、「健常者」的上から目線の確信に満ちた偏見から出た差別発言という他ありません。塩崎厚労大臣を始め、政府自身が精神しょうがいしゃの主体性を認めず、患者本人抜きで作られる「退院後支援計画」案を精神しょうがいしゃの多くの反対の声を無視して推し進め、精神しょうがいしゃを管理と監督の対象としか考えていない答弁を繰り返す中で出たのがこの発言です。決して、たまたま言ってしまったということではなく、精神しょうがいしゃを行為主体とは認めず、言っていることは妄想だという確信に満ちてなされた差別発言です。

 

私たちは以下求めるものです。

自民党・自見はなこ議員は心からの謝罪と発言の撤回をして下さい。

政府はこの発言についての政府見解を明らかにして下さい。

 

また野党議員には、この問題を軽視せず、国会で取り上げていただくことをお願いいたします。

 

以上

 

共同声明団体名(順不同 6/5現在)

「骨格提言」の完全実現を求める1027大フォーラム実行委員会/全国「精神病」者集団/怒っているぞ!障害者切りすて!全国ネットワーク/全国一般労働組合東京南部トータルサポートたいとう分会/兵庫県精神障害者連絡会/医療保護入院制度を考える会/障害連(障害者の生活保障を要求する連絡会議)/難病をもつ人の地域自立生活を確立する会/Korean Alliance on Mental Illness(韓国)/国立武蔵病院(精神)強制・隔離入院施設問題を考える会/夜回り団体 みみず/リメンバー 7.26 神戸アクション/自立生活センターびんご/特定非営利活動法人 自立生活センター くれぱす/自立生活センター星空/一般社団法人 ONE MORE/おたすけclubぴあかん/プチ大阪兄弟姉妹の会/心神喪失者等医療観察法をなくす会/心神喪失者等医療観察法(予防拘禁法)を許すな!ネットワーク/刑法改悪阻止!保安処分粉砕!全都労働者実行委員会/部落解放同盟兵庫県連合会/特定非営利活動法人てんぐるま/リメンバー7.26東京アクション/さまりたんプログラム/神経筋疾患ネットワーク/自立生活センターリングリング/木村クリニック/八王子精神障害者ピアサポートセンター/障害者問題資料センターりぼん社/音楽集団 歩笑夢/自立生活センターアークスペクトラム/障害者生活支援センター・てごーす/cilもりおか/アイアンドユウ/関西合同労働組合/自立生活センター・昭島/北部自立生活センター希輝々/自立生活センターアシストミル/エンパワメントふちゅう/自立生活センターAJU車いすセンター/Consumer Action Network Mental Health Lanka(スリランカ)/Ubuntu South Africa(南アフリカ)/すべての人に尊厳と人権を!ヘイトクライムをなくそう!神戸連絡会/福祉・介護・医療労働者組合(ケアワーカーズユニオン)/自立生活支援センター フリーダム21/安心できる介護を!懇談会/特定非営利活動法人自立生活センター福岡/新空港反対東灘区住民の会/全国一般労働組合東京南部ケアワーカー連絡会/全国一般労働組合東京南部フットワーク新宿分会/CILくにたち援助為センター/泉州☆精神障害者俱楽部「青い鳥」/NPOこらーるたいとう/大阪精神障害者連絡会/「処遇困難者専門病棟」新設阻止共闘会議/劇団態変/人権平和高槻市民交流会アスφネット/世界精神医療ユーザーサバイバーネットワーク/自立生活センター スリーピース

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2017年6月 1日 (木)

共同声明

「監督されているというのは妄想だ、病気の症状だ」という自民党・自見はなこ議員の差別暴言を許さず、謝罪と撤回を求めます。また政府は見解を明らかにして下さい。

 

2017531

連絡先;共生舎(℡090-3054-0947)

    Eメール:gen1951@nifty.com

 

2月28日に閣議決定された精神保健福祉法改正案は4月冒頭からの審議の中で、精神しょうがいしゃを警察が監視する制度を新設するものであり、精神保健福祉法を国民監視の道具に作り替えるものであることが明らかになっています。

多くの精神しょうがいしゃが批判したのを始め多くの国会議員から追及された政府は法案の説明文の概要から法を作る目的を削除するという大恥をかいてまで、法案は一切書き換えずに国民監視の法案を押し通そうとしています。

その中で5月11日の審議のなか自民党の自見はなこ議員の発言は驚くべきものでした。「監督されていると思うのは妄想だ」という、多くの精神しょうがいしゃにとって頭をぶん殴られたかの思いのする暴言でした。

自見議員は「『多職種がみんなあなたのことを考えていますよ』という暖かいメッセージのもとにあるんだと、これを前面に打ち出していただきたい。」というようなことに続けて、「議論に出ておりましたような、監督されているんじゃないかというような妄想もこれも一つの病気の症状でありますので、ここは一貫してみんなでサポートしているんだというメッセージを送っていただきたいと切に願っております。」と発言しました。

「監督されているんじゃないかというような妄想」というのは「議論に出ていた」ことはなく、ここで初めて言われています。「議論に出ていた」のは「監視されている」ということだけです。だからこれは、「監督されていると思うのは妄想だ」という以外の意味には取れないのです。

「監督されているというのは妄想だ、病気の症状に過ぎない」というわけです。精神しょうがいしゃが何を言おうが、何を叫ぼうが、みんな「妄想だ」と切って捨てる考えが精神保健福祉法「改正」を推し進める側の立場なのです。精神しょうがいと妄想をことさらに結び付け、精神しょうがいしゃの言うことは妄想に基づいていると決めつけることは、精神しょうがいしゃの人権を否定し、人間ではないものと決めつける立場からなされた差別暴言です。

こんなひどい差別暴言を放置することはできません。

「みんなでサポートしている」というのも精神しょうがいしゃは地域自立生活の主体ではなく、「なされる」だけの客体だという決め付けですから、駄目です。

 

善意から出た誤解や思わぬ言葉を言ってしまったというようなものなどではなく、全く差別的、「健常者」的上から目線の確信に満ちた偏見から出た差別発言という他ありません。塩崎厚労大臣を始め、政府自身が精神しょうがいしゃの主体性を認めず、患者本人抜きで作られる「退院後支援計画」案を精神しょうがいしゃの多くの反対の声を無視して推し進め、精神しょうがいしゃを管理と監督の対象としか考えていない答弁を繰り返す中で出たのがこの発言です。決して、たまたま言ってしまったということではなく、精神しょうがいしゃを行為主体とは認めず、言っていることは妄想だという確信に満ちてなされた差別発言です。

 

私たちは以下求めるものです。

自民党・自見はなこ議員は心からの謝罪と発言の撤回をして下さい。

政府はこの発言についての政府見解を明らかにして下さい。

 

また野党議員には、この問題を軽視せず、国会で取り上げていただくことをお願いいたします。

 

以上

 

共同声明団体名(順不同)

「骨格提言」の完全実現を求める1027大フォーラム実行委員会/全国「精神病」者集団/怒っているぞ!障害者切りすて!全国ネットワーク/全国一般労働組合東京南部トータルサポートたいとう分会/兵庫県精神障害者連絡会/医療保護入院制度を考える会/障害連(障害者の生活保障を要求する連絡会議)/難病をもつ人の地域自立生活を確立する会/Korean Alliance on Mental Illness(韓国)/国立武蔵病院(精神)強制・隔離入院施設問題を考える会/夜回り団体 みみず/リメンバー 7.26 神戸アクション/自立生活センターびんご/特定非営利活動法人 自立生活センター くれぱす/自立生活センター星空/一般社団法人 ONE MORE/おたすけclubぴあかん/プチ大阪兄弟姉妹の会/心神喪失者等医療観察法をなくす会/心神喪失者等医療観察法(予防拘禁法)を許すな!ネットワーク/刑法改悪阻止!保安処分粉砕!全都労働者実行委員会/部落解放同盟兵庫県連合会/特定非営利活動法人てんぐるま/リメンバー7.26東京アクション/さまりたんプログラム/神経筋疾患ネットワーク/自立生活センターリングリング/木村クリニック/八王子精神障害者ピアサポートセンター/障害者問題資料センターりぼん社/音楽集団 歩笑夢/自立生活センターアークスペクトラム/障害者生活支援センター・てごーす/cilもりおか/アイアンドユウ/関西合同労働組合/自立生活センター・昭島/北部自立生活センター希輝々/自立生活センターアシストミル/エンパワメントふちゅう/自立生活センターAJU車いすセンター/Consumer Action Network Mental Health Lanka(スリランカ)/Ubuntu South Africa(南アフリカ)/すべての人に尊厳と人権を!ヘイトクライムをなくそう!神戸連絡会/福祉・介護・医療労働者組合(ケアワーカーズユニオン)/自立生活支援センター フリーダム21/安心できる介護を!懇談会/特定非営利活動法人自立生活センター福岡/新空港反対東灘区住民の会/全国一般労働組合東京南部ケアワーカー連絡会/全国一般労働組合東京南部フットワーク新宿分会/CILくにたち援助為センター/泉州☆精神障害者俱楽部「青い鳥」/NPOこらーるたいとう/大阪精神障害者連絡会/「処遇困難者専門病棟」新設阻止共闘会議/劇団態変/人権平和高槻市民交流会アスφネット/世界精神医療ユーザーサバイバーネットワーク/自立生活センター スリーピース

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2017年5月 2日 (火)

精神医療を警察の手先にするのか

2017年5月1日 兵庫県精神障害者連絡会

 

前代未聞・法案概要から目的を削除

 

 今国会に、精神医療を警察の手先に作り替える精神保健福祉法改悪案が出されています。国会では、4月7日の参議院本会議以来、「相模原事件の再発防止のために、精神保健福祉法を変えるとしたら、精神保健福祉法を治安の道具とすることではないか」との追及が行われてきました。

精神保健福祉法改悪案の審議3日目になって、政府はホームページにも出していた法案の趣旨概要文の中の「相模原市の障害者支援施設の事件では、犯罪予告通り実施され、多くの被害を出す惨事となった。二度と同様の事件が発生しないよう、以下のポイントに留意して法整備を行う」と書かれた部分などを削除したいと言ってきました。これは立法事実を説明したところであり、削除するとは法の目的がなくなったことを意味します。参院厚生委員会委員の反発にあい「追加資料」として配付するということになりました。精福法を犯罪防止のものに作り替えるのかという民衆の批判をかわすためでした。批判をかわすのが目的であることは、法案の本文は一切変えないことからも明らかです。

 また、安倍首相施政方針演説(2017年1月20日/衆参本会議)の「昨年七月、障害者施設で何の罪もない多くの方々の命が奪われました。決してあってはならない事件であり、断じて許せません。精神保健福祉法を改正し、措置入院患者に対して退院後も支援を継続する仕組みを設けるなど、再発防止対策をしっかりと講じてまいります。」というのは一切、謝罪も変更もしないと言います。相模原事件の被告が「責任能力あり」とされた後でも、一切の謝罪も訂正もせず、事件の原因が精神しょうがいであるかのような印象付けをしています。そして、その後の法案審議の中でも、「防犯を目的としないが結果として事件を繰り返さないことになる」「立法事実は相模原事件である」と繰り返しており、本心ではなんら反省をしていないことは明らかです。

 

「個別ケース検討会議」に警察が入る

 

 改悪案では、措置入院者の退院後支援計画にかかわる「精神障害者地域支援協議会」に警察を入れるのです。警察は「悪いことをした人を捕まえる」のが仕事でしょう。精神しょうがい者が何か悪いことをしましたか。措置解除した人が対象ですから「自傷他害」のおそれもなくなっています。当初、厚労省側は、「措置入院者の支援体制を協議する代表者会議に警察は入るが、個別のケースに対応する個別ケース検討会議には警察は原則として入らないから、監視にはならない」と答弁していました。しかし、さらなる追求によって、個別ケース検討会議にも警察が入る「例外がある」と厚労省は認めました。自殺の可能性のある人やたびたび救護措置が必要な人のケースなど、と例示を行いました。「例」であり本音は「他害」のケースなのです。「警察は防犯のためには入らないが、医療の目的なら入る」とし、既に個別ケースの検討会に警察が入っている兵庫方式も「医療のためだから問題ない」としています。また、警察との情報共有は、各地の「精神障害者地域支援協議会」の中で決めることである、と述べ、協議会がそう定めた場合には、個別の情報が警察にわたることも明らかになりました。さらに、この協議会とは関係なく警察との情報共有がありうるとも言っています。また、議員が「警察にわたった情報はいつ削除されるのか」と問うたのに対し、厚労省は警察が判断することだとし、一生つきまとわれる可能性を否定しませんでした。

 法案に批判的に質問する者も、民進党、日本共産党、社民党だけでなく、維新の会、無所属クラブの野党全体に及びました。この中で前述の法案の概要の削除が行われました。しかし、法案審議の途中に、こんなことをするのは、前代未聞のことです。審議はいったん止まり、与党側は「塩崎大臣にしっかり説明させたい」と、審議を再開することで与野党が合意しました。塩崎厚労大臣は20日、「混乱させたこと」を詫びましたが、精神しょうがい者にひどいことをしたことを詫びたわけではありません。これで済むことではないと思います。

 

問われているのは精神科医療者と国会議員です

 

 この中で、4月25日に院内集会が開かれました。集会ではひょうせいれん・フレンズも発言しましたが、法案の廃案を望む声が多数上がりました。集会には緊急の呼びかけにもかかわらず多くの精神しょうがい者を始め260人が全国各地から参加、議員や議員秘書も多数参加しました。同時に約90人が参院厚労委を傍聴しました。

同日行われた審議では、厚労大臣はじめ政府側は開き直りに終始しました。政府は「警察は防犯のためではなく医療のために入る」「自殺や入退院を繰り返している人などが対象」「ご近所トラブルで警察が出動するときにその人が精神しょうがい者とわかっていた方がいい」というのが警察を個別ケース検討会議に入れる目的だと、見え透いた嘘を重ねています。警察に医療の何ができるというのでしょうか。警察の存在理由が防犯以外のどこにあるというのでしょうか。本音が防犯と治安維持のための取り締まりであり、精神医療を治安維持の手段化することにあることは明らかです。

問われているのは精神科医療者であり民衆です。精神科医療者は警察の手先になることに甘んじるのか、今起って闘うのか。民衆は精神しょうがい者が犠牲になることを黙って見逃すのか。言い訳はできません。事実を見ないふりはできないのです。

そして、国会議員には議決権を持っているという重大な責任があります。国民から負託された議決権を、全ての国民、すなわち精神しょうがい者の利益になるように行使するのか否かが問われています。日精協など一部の者の利益のためにその行使を誤ってはなりません。

いますべての国民には精神しょうがい者を人間として見ない法律を作るのを許すのか否かが問われています。旧ソ連における政治的反対者を精神病院に収容して強制的に矯正したという、精神医学の政治的利用の再現を許すのか否か、ナチスのT4作戦の再現を許すのか否か、あいまいさなくその決断が求められているのです。

 

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2017年4月13日 (木)

前代未聞。立法趣旨を削除

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上の精神保健福祉法”改正”案立法趣旨の最初の2行を削ると、前代未聞のことを政府は言ってきました。立法の趣旨を削除しながら法案は維持するというのです。前代未聞のことです。

今朝議員のところに厚労省職員が持ってきて差し替えたいと言ったそうです。委員会理事会で差し替えはダメ、追加資料でオーケーとなったそうですが、内容についての説明はなく、午後からの質疑は「まず説明しろ。なら法案を書き換えろ」という議論になりました。

政府は「もともと国会に出した資料ではない。ホームページにあっただけ」と開き直ったり、それでは済まないとなると居直って「誤解の無いように書いただけだ」と言ったり、「法案の内容については何ら変えるものではない」などと言っています。
説明を変えても内容は変わらない訳です。「犯罪防止」を目的とした法案です。

国会軽視というか国民無視です。議論の前提を書き換えておいて、議論は尽くしたから採決とするつもりなんでしょうか。今日は午前中は参考人審議だったので、午後委員会の議論でしたが予定していた質問に至らない議員が続出、維新の議員でさえ「おかしい」と言っているほど。これで何時間審議したから十分審議したとなるのか、なんか国民コケにされてます。

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2017年3月13日 (月)

三里塚闘争50年に際して2・12関西集会に参加して

 IW

  

250人の参加者で会場は満杯でした。全日建関西生コン支部の人でしょうか、「おい、席譲った方がええんちゃうか」と、心配しておられました。

 メインの講演の菅野芳秀さん、とっても興味深いお話でした。お話も上手でした。21歳の時、三里塚闘争で凶器準備集合罪で逮捕され、33歳まで裁判を闘ったそうです。26歳から帰農し、地元で地域づくりに取り組んでこられたそうです。

 地域での取り組みを話されましたが、私たちの「生きる」ということに対して大変示唆があると思いました。たどり着く社会めざすものの拠点の6つの条件「循環、多様性、自立自給、参加民主主義、国際化、家族農業」の説明だけでも、ほんとうにいろいろなことを考えて練っておられるなと思いました。

 そこから生ごみサイクルを確立していかれます。事業は億単位の世界です。行政を動かすのも、住民参加も大変だったろうなと思います。しかし、5000軒から集まる生ごみに含まれている不純物はほんのわずか、住民の方々の意識の高さがうかがえました。

 ゴミの問題は、本当に深刻な問題です。その中から生ごみだけでも循環させて、自然の中にサイクルを作る。人工物はどうしようもないことですが、自然に還せるものだけでも還して、社会の成り立ちを考え直したいと思いました。

 私の住む尼崎では、生ごみにぬかを混ぜてたい肥作りをしよう、という取り組みがありますが、たい肥の消費は個人に任されていて、私のような土地を持たない生活では1か月分の生ごみで出来るたい肥で植木鉢何年分ものたい肥になりました。たい肥を作るモチベーションもなくなり、作るのをやめてしまいました。各戸のたい肥作りを市内の農家の方につなげられたら、生ごみは減るのではないか、と思いました。

 こども食堂をやっているので、こどもたちに農業体験をさせてあげたいな、と思っているのですが、その時には自分で作った生ごみたい肥を持って集まる、という風にしたいな、と思いました。

 今回の集会は、熱田派・北原派など過去の対立の枠を超えて、農民である市東さんの農地取り上げに反対する全ての人が集まるように取り組まれました。農業を守る、自然を守る、生きるということを守る、人間を守る、とても意義深い集会になったと思います。

 

(注)集会は全港湾労組、全日建運輸連帯労組関西生コン支部、全国金属機械港合同などの労働組合や労働者、空港敷地内農民の市東孝雄さん、萩原富夫さん、市東さんの農地取り上げの反対する会の山口さんや、市民、しょうがい者、「精神病者」、広島被爆者などが幅広く参加しました。

 

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2017年3月 7日 (火)

C市と65歳交渉

ひょうせいれん会員Bさんの65歳問題交渉でC市D区役所に行ってきました。
C市は要介護認定の拒否者が多かったので、新基準を今年2月1日から始めたそうです。
精神しょうがい者の場合には、要介護認定で非該当になった場合、月20時間までしょうがい者施策で支給するそうです。要支援になった場合は不足分を支給する。但し後者の場合は1割負担が月2~3000円になります。
Bさんの場合、おそらく非該当になるだろうということを役所の人は言っていました。Bさんは家事援助を週3時間受けていますから月15時間ですので、20時間の範囲で収まります。
このような新制度ができたのは拒否者が多かったからなので、それらの人たちに感謝です。
また介護保険の制度がおかしいからという理由で要介護認定を拒否する場合は、しょうがい者施策で保障されることも確認しました。
どちらを選ぶかは本人次第です。

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2016年12月27日 (火)

尼崎で相模原事件を考える集会     

12・4相模原障害者殺傷事件を考える尼崎集会は、市内のしょうがい者ら82人の参加を得て、集会内容も充実したものでした。市内の主だった自立生活を闘うしょうがい者、しょうがい者の家族、介助労働者等が政党党派を超えて実行委員会を作り、呼びかけ、オルグし、参加したという点で画期的なものでした。「孤立」していたしょうがい者や親や施設労働者が「結びついた」ことが最大の獲得物でした。私たちとして貴重な経験だったと思います。

 

主な発言要旨。

しょうがい者の親「Uに人の価値を決められて堪るか、振り返って自分はどうやねん、しんどくて死んでしまいたいと思う時もあった。親の子殺しという言葉を思った。子どもを殺す親であってはならないと思った。施設収容の問題、地域で暮らしていたら大量殺人なんかできなかった。教育の問題が大きい。」

ピープルファーストの知的しょうがい者「事件に対する怒り、知的しょうがい者は死にたいなんて思っていない、親も応援してくれている。監視カメラ、施錠した施設はいらない。知的しょうがい者は起ち上ろう。知的しょうがい者として生まれてきてよかった、仲間もたくさんできた。」

施設職員「ミーティングで職員不足、育成不足があったことが事件の引き金になったのではないか。呉秀三の『この国に生まれたるの不幸を重ねるがごとし』という言葉、私宅監置から100年経ってもその思想をぬぐえない。」

バクバクの会のしょうがい者の親「Uの価値観、人間観が社会を覆い始めているのではないか、しょうがい者は不幸、活きる価値がないという思想。延命治療の打ち切り、出生前診断。Uは特異な思想ではない、社会的弱者、マイノリティに対するヘイトスピーチ。生きる価値無き命などない。」

精神しょうがい者「ナチスのT4作戦のような精神しょうがい者の社会的抹殺の準備が進んでいる。政府は精神しょうがい者は不良なものと優生思想そのもの。一生施設に閉じ込める。12万人を死ぬまで精神病院から出さない。」

精神しょうがい者家族会の声。

身体しょうがい者「かつて兵庫県で県が推し進めた『不幸な子供が生まれない運動』というものがあった。」

ピープルファーストの知的しょうがい者「脳性麻痺の夫とともに幸せに生きている。」

身体しょうがい者「2ちゃんねるではしょうがい者は死ねという施設労働者の書き込みなどが多かった。意思疎通できないと思われてもじっくり付き合えば人間性が分かる。」

等々すべては紹介しきれません。

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2016年11月10日 (木)

10・27大フォーラムでの発言

兵庫県精神障害者連絡会のTです。

しょうがい者の65歳問題について、私の経験を報告します。

65歳問題というのはしょうがい者が65歳になると障害者総合支援法第7条の規定により、介護保険制度が優先適用される問題です。介助時間の大幅な引き下げや、要介護度が最重度以上にならないとしょうがい者施策での介助がない自治体があります。これらは厚労省が約束していることに反しています。しかし、各自治体に対して一つ一つ確認させなければなりません。

私は11月に65歳になります。先だって816日にA市と交渉しました。

交渉はA市市内障害13団体連絡会という全市的なしょうがい者団体の全面的バックアップを受けました。

私は自らの体験である、解雇撤回裁判闘争のことで、医学モデルを受け入れることはできず、社会モデルでなければならないということを市側に説得しました。私は1991年に郵政省を解雇になり解雇撤回裁判を闘いました。裁判で私は、解雇はしょうがい者差別だ、しょうがい者にとっての障壁を取り除く義務は雇用者側にあると主張しました。国側は、しょうがい者に「健常者」と同じ条件で働く能力がなければ解雇するのが当然だと主張しました。2000年に最高裁は解雇を正当としました。この解雇撤回闘争が私のしょうがい者としての原点です。だから、私にはどんなものであれ、しょうがい者に「健常者」並みになる努力を強いる医学モデルは受け入れられないと、市側に主張しました。

これはああすればいい、こうすればいいというような「方法論」ではなく哲学なんです。

介護保険は、家族介護を前提とし、障壁を取り除くのはしょうがい者・高齢者本人の責任だとする、医学モデルの制度です。だから、私は要介護認定を受けないと市に対して宣言しました。市内障害団体連絡会もそれを支持してくれました。

交渉の結果、市側は介護保険を受入れられない気持ちは分かったと2つの約束をしました。

一つは、要介護認定を受けないまま65歳の誕生日を過ぎても、直ちに障害者総合支援法の支援を打ち切ることはしないということ。

もう一つは、要介護認定を受けた結果、しょうがい者施策との時間数の差が出たら、不足分はしょうがい者施策で支給する。これは市が文章化し、全市のしょうがい者を対象とする。

一点目の確認によって要介護認定を受けないからといって直ちに介助を打ち切られる心配が無くなりました。これは岡山で裁判になっている例などを考えると大きな獲得です。このような実力行使の例は、他の市でも先例がありますが、それを引き継ぐ闘いが可能になりました。

9月に、65歳の誕生日の後の障害者自立支援法による介助の申請書類を提出し、要介護認定は受けないと再度、市に通告しました。

市内障害団体連絡会から、65歳になり介護保険に移行して時間数が減っているしょうがい者が多いと指摘されています。2点目の約束は、この全市的課題を視野に入れてのことです。

また9月29日の大フォーラムの厚労省交渉において、厚労省は65歳問題で従来の約束を維持しないと言いました。厚労省による改悪を許さず、高齢者もしょうがい者も介助は社会モデルで行うべきであるということを、今後も要求していきます。

いま政府は、日本を戦前の隣組のような監視社会に変えるために憲法や法や制度を作り変えようとしています。政府は民衆の価値観を転換させるために、しょうがい者の地域自立生活よりも、戦争と資本家の金儲けのための予算を優先させています。私たちはこの価値観の転換を許しません。「骨格提言」の完全実現を求めることこそ、人間第一の価値観を実現する闘いです。共に闘いましょう。

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2016年11月 3日 (木)

10・27『骨格提言』の完全実現を求める大フォーラムの報告

10・27『骨格提言』の完全実現を求める大フォーラムのもようが録画で見られます。下記ページにて。

https://www.youtube.com/watch?v=HDXBW2dWQEo&feature=youtu.be

1027『骨格提言』の完全実現を求める大フォーラム」が、しょうがい者ら600人を集めて開かれた。集会には、多くの闘うしょうがい者団体・個人が揃い踏みした。大フォーラムが600人を集める実体があり、かつ闘う内実のある団体に成長したのが嬉しかった。 

発言者が多様であり、内容も鮮明だった。発言者を紹介する。

保坂展人世田谷区長、ピープルファースト・ジャパン(知的しょうがい者の当事者団体)、こらーるたいとう(精神しょうがい者の当事者団体)、優生思想反対の神経筋疾患ネットワーク、福祉労働者の立場から・ゆにおん同愛会と渡邉琢さん(かりん燈・京都)、多摩療護園園長と自治会代表、東京新聞記者田原牧氏、全国青い芝の会(「脳性麻痺」者の当事者団体)、ALSさくら会が「津久井やまゆり園しょうがい者殺傷事件」への怒りの声を挙げた。連帯アピールでは、障害者自立支援法訴訟の基本合意の完全実現をめざす会(元違憲訴訟団)、病棟転換型居住系施設について考える会、JD日本障害者協議会、国会議員(阿部知子、金子恵美、山本太郎各議員が発言、国会の都合で来られなかった福島みずほ議員がメッセージを寄せた)。リレートークでは、「尊厳死」法制化に反対・バクバクの会、優生手術に謝罪を求める会、難病をもつ人の地域自立生活を確立する会、宇都宮健児・反貧困ネットワーク共同代表、65歳問題で福島からと兵庫県精神障害者連絡会の私、習志野市によるしょうがい者不当解雇事件・当該。集会宣言などで、障害連、HANDS世田谷。場所を移した厚労省前集会では、怒りネット、全国「精神病」者集団、その他にしょうがい者多数が発言した。

「津久井やまゆり園しょうがい者殺傷事件」への怒りに満ちたしょうがい者、知的しょうがい者、精神しょうがい者の発言は、同時に施設や精神病院に長年にわたり閉じ込められ、また虐待されてきた自らの経験への怒りの声だった。「死ぬまで閉じ込める」のと「肉体的に殺す」のとはいったい区別されるだろうか。残酷さにおいて変わることはないのではないか。殺され傷つけられた46人のしょうがい者たちの痛みと苦しみ悔しさに共感し、共有する発言が続いた。

また、事件を利用して措置入院の強化が狙われている。精神しょうがい者は二重の恐怖の中に置かれている。「役立たず」と言われて殺される恐怖と「事件を起こしたのはお前たちの同類だ」と迫られる恐怖と。政府は、差別的憎悪犯罪を憎む言葉を一言も発しないばかりか、容疑者に措置入院歴があったということを利用して精神保健福祉法の改悪などで精神しょうがい者に迫害をくわえようとしている。容疑者が措置入院をしていた時の最終診断は「大麻の影響」であり精神病ではないとして退院させた。厚労省の検討会はその北里大学東病院の対応に間違いはなかったと一旦結論付けたが、政治家が介入して「精神しょうがい者取り締まりの法整備が必要」という報告書へと180度逆のものに変えてしまったことが明らかになっている。

またしょうがい者の様々な闘いが提起される集会だった。「尊厳死」法制化、制度の谷間の問題、貧困と生活保護、65歳問題、しょうがい者差別解雇の問題が提起された。しょうがい者は生きていく上で様々な差別にあっている。それらの差別はしょうがい者が自ら闘うことによってしか乗り越えられないが、それぞれの場からの闘いが行われている。

厚労省前に場を移した集会では、多くのしょうがい者がマイクを握り政府・厚労省による差別の強化を許さず、「骨格提言」の完全実現を求める様々な立場からの怒りの声を挙げた。

集会のもようはNHKでも報道された。またネット配信され録画も配信されている。

なお、集会には多くの賛同が寄せられ、財政的に支えていただいたことをこの場を借りてお礼申し上げます。

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2016年8月31日 (水)

8・21報告集ののチラシ

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冊子の編集のめどがつきましたので、販売チラシを作りました。

ご注文はメールにてお願いします。

直接、300円を郵便振替で送っていただいても結構です。

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